構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

Economic Murder

週刊現代の5月17日号に特集記事として掲載された。備忘録代わりに、ご参考まで。それにしても、西室泰三氏は雲隠れしたのか、巨額損失があってもメディアの力をしても消息がつかめない。実に不思議だ。 以下文字おこし。 「私が現役だった頃は、郵便局では1円でも懐に入れたら懲戒免職になっていました。サラ金に手を出した職員がいれば、それも解雇した。郵政公社時代からの職員には、国民の大事なおカネを預かっていること...

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Disappointment

数年前の記事 ■中国に擦り寄るアメリカ 卓越した演説で登場したオバマ大統領であったが、アメリカ合衆国の国力が弱体化した現在においては御用済みの気配である。辛うじて医療保険と金融規制法を議会通過させたが、所詮それは骨抜き法案であり、変革(チェンジ)を求めた支持者たちは失望し、それはもはや絶望に近い。 オバマ大統領の参謀は、地元シカゴや選挙支援者の論功行賞の職を別にすれば、元クリントン政権の側近が大量...

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Privatization and Corruption

稲村公望先生インタビュー「アフラックに占拠された郵便局」  ●アフラックに屈した安倍政権 ── 2009年の民主党政権の誕生によって、郵政私物化の流れは一旦止まりましたが、2012年末に第二次安倍政権が発足すると、再び私物化の流れが強まっていきました。 稲村 安倍政権発足直前、日本郵政の斎藤次郎社長は坂篤郎副社長を後任社長に昇格させました。ところが、官房長官に内定していた菅義偉氏が「財務...

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H,E.Dr. Mahathir

『月刊日本』2017年9月号 マハティール・モハマド×稲村公望「戦争は解決策にならない」   マハティール氏は、1981年から2003年までの22年間にわたりマレーシア首相を務め、同国の国際的な地位を飛躍的に上昇させた。今年設立50周年を迎えた東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大に力を尽くすとともに、東アジアの団結を訴えてきた。首相引退後も国内外で活発な発言を続けている。アメリカの衰退...

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Kuroshio 187

日本郵政民営化の闇を暴く  下 ●ブログ「岩崎芳太郎の『反・中央 集権』思想」の一部に「JAL再建 策にモノ申す」 、副題を「日本航空債 権問題は小泉竹中改革の延長戦」と する論説記事が載っている。岩崎芳 太郎氏は鹿児島市に本社を置く岩崎 産業の社長で、二○一三年一一月八 日から鹿児島商工会議所の会頭を務 めている。二○○九年には『 「 地方を 殺すのは誰か』と題する単行本をP HP研究所から出版...

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Kuroshio 186

日本郵政民営化の闇を暴く  中 ●株式会社リクルートコスモス(三 件)有限会社CAM7(一三七件) 株式会社穴吹工務店(一件)株式会 社穴吹不動産センター(七件)有限 会社G7ー1(二〇件)有限会社G 7ー2(リクルートコスモスと共同 購入) (二八件)がその内訳である。 ◎郵政資産転がし CAM7はリクルートコスモスが 出資するSPC、G7ー1とG7ー 2は一回目のメンバーだったリーテ ックが出...

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Kuroshio 185

日本郵政民営化の闇を暴く 上 ●ふと顧みると、遠い昔の話のような 気がするが、まだ五年にもならない。 竹中平蔵氏による同僚の研究成果の盗 用問題をはじめとして、長年にわたり 同氏を取材対象に追い続け、その取材 の成果の集大成として『市場と権力 「 改革 」 に憑かれた経済学者の肖像』 ( 講談社)と題する単行本を佐々木実 氏が世に問うたのは二〇一三年の五月 のことであった。佐々木実氏は一九六 六年...

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Kuroshio 184

巨額ゆうちょマネー消失のからくり ●日本郵政グループが豪州の物流会社 トール・ホールディングスを六二〇〇 億円で買収して子会社にしていたが、 業績が悪化して約四〇〇〇億円の損失 を計上するに至ったことが公表された。 筆者は昨年の逓信記念日(郵政記念日、 四月二〇日)に、金融経済学者の菊池 英博氏との共著で『ゆうちょマネーは どこへ消えたか』 ( 彩流社)を出版し、 巨額損失の可能性について既に警告...

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Kuroshio 183

甘南備と神籬 ●カンナビとは、神の在ます山のこと まし である。漢字で、神隠、神奈備、甘南 備、神名備、神名火、珂牟奈備、賀武 奈備などと書かれるが、要するに純粋 なやまと言葉の神の火の音に、漢字を か ん な び 充てたものである。神の火が、火山を 連想させることは当然で、富士山のよ うな活火山はもちろん、日本列島の至 る所にある死火山、休火山の区別なく、 秀麗な山を崇敬する山岳信仰が縄文時 代...

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Kuroshio 182

火山と建国神話の神々 ●日本列島の火山帯は、北から南まで 一筆書きのように繋がる。日向の霧島 火山の麓を発って、カルデラの形跡す ら判然としない紀伊半島の死火山の熊 野を経て、もっと安定した盆地の大和 に民族の中心を移動させたことが神武 東征の物語ではないだろうか。 火山の神々が日本神話の中枢にいる のだとすれば、興味と関心は、近隣の 済州島や朝鮮半島の神話はどうなって いるのかに移る。朝鮮半島の...

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Kuroshio 181

大穴持神とは大穴=火口を持つ神 ●『火山で読み解く古事記の謎』で、 蒲池明弘氏は「神武天皇の東征で出発 した熊襲の故地と上陸した熊野に熊と いう字が重複しているのは何だろう か」という疑問を提起されている。川 の流れが淀んで深くなっている場所を 南島の言葉でクムイという。籠もると こ いう表現にも繋がるのだが、窪みがあ ってそこに何かが潜んでいるような怖 ろしさがある。 「目に隈ができる」と は、...

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Kuroshio 180

桜の辞世と火山噴火と国体の危機 ●桜を題材にした辞世について書いた ら、複数の読者から早々にご意見が寄 せられた。まず「散りぬべき 時知り てこそ 世の中の 花も花なれ 人も 人なれ」の細川ガラシャの辞世の句に ついては、「潔さを感じる! 良寛 (の辞世)は未練たらたらさを感じ る」との感想があった。 細川珠子の辞世は、キリシタンとい う終末崘に敏感な宗門に帰依した、戦 国大名の妻の凜とした風格が...

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Kuroshio 179

天孫降臨と火山噴火 ●「散る桜 残る桜も 散る桜」良寛 の辞世の句だ。どうせ散る桜のように 人はいつかは死んでしまうのであれば、 今を大事にして一生懸命生きようと読 むか、良寛が 「 死にとうない 」 といった 後に続けた句であるから人生の最後に 及んで、世のはかなさと無情をかこつ 句だと読むのか、読み人によって解釈 が変わる。良寛の日記を読むと、妻と の交接の回数を記録する位に生に対す る執着が...

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Kurpshio 178

大隅半島の地質と地味 ●奄美群島復帰五〇周年を記念して、平成一五年一一月七日、料額八〇円の切手が発行された。意匠は、田中一村(日本画家)が描いた「奄美の杜~ビロウとブーゲンビレア~」からツマベニチョウ、ヒシバデイゴ及びブーゲンビレアが描かれている部分を採用し、一シートに一〇枚の切手がグラビア印刷された。田中一村は明治四一年に栃木県に生まれ、一八歳の時、現・東京芸術大学に入学して将来を嘱望されたが、...

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Kuroshio 177

花の窟で乱舞するアサギマダラ ●熊野の海岸には奇岩奇勝が連なる。鬼ヶ城という海岸もある。熊野川を渡り、国道を北上するバスの窓からは、天然の狛犬である獅子岩が見える。巨岩の山塊が七里御浜海岸に突き出しているのが花(はな)の窟だ(いわや)。花の窟は熊野三山 の親神だと言われ、日本最古の神社ともされる。火の神・軻遇突智(かぐつち)を生み、産褥熱で亡くなった伊弉冉尊(いざなみのみこと)を鎮める陵が花の窟と...

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