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Readings in Prison

佐藤優氏の獄中記は512日間にも及ぶ思索の記録である.国家と民族、あるいは国民そしてここの人間についての省察録でもある。獄中読書リストというリストが巻末にあるが、なかなかの図書のリストである。いちいちコメントすることはできないが、興味深いリストである。もうひとつのリストもある。本文で言及したが、獄中に差し入れられなかった書籍というリストである。ホッジャの、邦訳なしなどという本もリストに加えられている。ハンナアーレントの全体主義の起源や、神皇正統記を掲載しているのは、その後の佐藤氏の本からも理由がうかがえるが、遠藤周作の沈黙などもリストに掲載しているのは興味深い。

堰が切られたように次々と力作を発表しておられる。国家論を考える読者には、優れた書き手が登場したわけである。

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