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Showa

一昨年祝日法が改められ、これまで、みどりの日と呼ばれていた祝日が、今年がはじめて昭和の日となる。勿論、4月29日は、昭和天皇のご誕生日である。昭和の年号に、25を足せば、西暦となると換算できるが、昭和元年(1926年)12月25日から昭和64年(1989年)1月7日までの62年と2週間、昭和天皇のご在位の期間であった。しかも、歴史上もっとも長い期間の年号でもある。動乱と戦争の時代、占領の時代、独立して経済大国になる時代である。明治天皇のご誕生日は、11月3日のことで、今は文化の日と呼ばれているが、明治節と大正時代から、戦後の昭和23年までは呼ばれていた。緑の日とか、わけのわからぬ、名前のつけ方であったが、昭和の日は祝日の意味がはっきりしていている。激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いを致すと言うのが、改正法の趣旨であるが、祝日の中で、休みがひとつ増えたことだけでなく、国の来し方行く末を考える日ができたことは大切である。明治維新があり、日清、日露の戦役、大正デモクラシー、と、坂を駆け上る中で、金融恐慌が起き、大陸に進出、満州事変、支那事変、南進の末、大東亜戦争に突入する。敗戦。占領。独立。朝鮮戦争。日米安保条約。沖縄返還。その他、諸々のことについて、考えることができる祝日である。温故知新を実践する日でもある。今、文化の日となっている祝日も、占領下にないこの国では、いずれかの日に明治の日と、また改めるべきであろう。そうなれば、遡って、アヘン戦争や、幕末の動乱、渡辺崋山や、高野長英はもとより、新井白石などの気分を偲ぶこともできる様になるかもしれない。

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