構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Be prepared | トップページ | Sound of Silence »

Showa 3

軽井沢には東京から、新幹線であっという間の距離になっている。まだ碓氷峠をアプト式の列車で越えて、峠の釜飯を食っての時代で、堀辰雄のロマンチックな小説のカラマツの林を風が吹き抜けていた時代に聞いた話だ。浅間山の山麓に大日向と言うところがあり、もうそのころには高原野菜の大産地になっていたが、満蒙開拓団の引き上げで入植したところだ。戦後は、土地に穴を掘って、寒さをしのいだと言う。満蒙開拓団の話なども、昭和の日に取り上げるべき話だろう。大慶油田と言う油田が、旧満州で戦後見つかっている。日本は南進をして、英米と戦う羽目になったが、この大慶油田は、満州国の時代には、発見されていない。もしかしたら、石油の存在を予想していた向きもあるかもしれないが、技術が無かったのだろう。アメリカの掘削技術を使ってでも、掘り当てれば、パレンバンの降下作戦も不必要になっていたかもしれない。満州国は、バチカンや、バルト三国が承認している。第一次大戦後に、独立したバルトの国々(また、第二次大戦で、独立を失い、ソ連崩壊後にまたよみがえっているが)雅、なぜ、承認したのかなどを、よく考える必要がある。人間の条件の本や、満鉄のことなど、また当時の軍部の統治のことなどをよく分析評価しておかなければ、同じ失敗を二度繰り返す羽目になりかねない。まあ、そもそも、日本は海洋民族が多いから、大陸に出てうまくいった歴史がないというのが本当のところかもしれない。これは、昭和の日の夢物語になると思うが、もしかしたら、北海道や、本州南岸や、新潟のあたりに、石油や天然ガスの大地層がないものだろうか。掘削する技術がないのであれば世界に投資を求める。大慶油田の二の舞になってはいけないからである。しかし、沖縄は後で帰ってきたが、戦争に負けて、いわゆる外地からも日本人は故地に帰った。貧しい日本人が外国に渡ったのである。柳田國男は、遠野物語のはじめに、外国にある人々のためにと、書いてある。柳田の場合には、外国にいる俊秀の者に対して、日本のどうしようもない貧しさをといたのかもしれないが、それでも、日本の貧しさが克服されたのは、東京オリンピックの後のことである。

|

« Be prepared | トップページ | Sound of Silence »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/14882606

この記事へのトラックバック一覧です: Showa 3:

« Be prepared | トップページ | Sound of Silence »