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Cities on the rebound

地方から出かけた人が、散歩ついでに汐留や六本木あたりを歩いてみてビルが乱立していて、うらやましいという。有楽町の駅前あたりも、ごみごみとしてところが、更地になり、高層ビルが建つようになるという現場を見たという。地方が落ち込んで、東京が建設ラッシュになっているのをうらやましいという。

ただ、この建設ラッシュは、東京だけの現象であるが、本当に21世紀を展望した街づくりであるかどうかは、なお検討の余地がある。世界の趨勢は、歩ける街づくりであるが、東京は今、そうではない。ボストンの保険会社のビルは、失敗作だと言われたが、その類のビルばかりで、歴史のある建造物などをぶち壊して、ガラス細工のビルが作られる傾向にある。幕張なども、新都心ともてはやされたが、知人のアメリカ人で、都市計画に長く携わった人の感想であるが、日本の都市設計は、どうもアメリカの欠点を真似しているようであると。シカゴあたりでも、もうあの世界一のタワー建築などいらない、子供も青年も老人も歩いて回れる共同体の方がいい、車で、郊外に奪取して、貧富の格差で住居の地域が変わる都市の作りは、日本では止めたほうがいいなどとも言っていた。

東京湾の美しい水際も生かされていない。お台場など、これ見よがしの商店街ばかりで、屋形船ぐらいで、ヨットも、モーターボートもハーバーもない。水に親しむコンセプトがないのである。

地方の友人はうらやましいというが、もう日本でも、ミニ東京をいくらも作るのは、やめた方がいい。それぞれの個性で、街づくり、村づくりの自由が必要だ。例えば、地方に行けバイクほど、車漬けになっているような現象もあるから、むしろ東京の方が電車や地下鉄で歩ける街になっているという逆説もある。

高層ビルは、東京ではビジネス、会社のビルだが、一階の窓が美しくない。商店街になっていないからだろう。人気がない。ガードマンに守られた金融機関のイメージばかりだ。さて、スペインでは、イタリアでは、ビルのマンションもあるが、人が人生を過ごすための空間をつくっている。マドリッドなどは、空前の建設ラッシュであるが、後世に残るような建物が次々とできてきている。東京では、後世には残らないような細工のびるがおおいようにおもう。六本木のビルの回転ドアで、子供が圧殺死した事件があったが、優しさや、美しさがなく、怜悧な無機質のビルが増えることが、いいことなのかは判断するに速いように思う。

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