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Coup de etat

東谷暁氏の新著のなかで、2006年9月のタイのクーデタに関する評論は興味深い。
中国の経済が成長する中で広が広がっているのが、華人ネットワークであり、前総理のタクシン・シナワット氏が、4代目の華人であり、ヒーローであったとしている。クーデタは、潮州系の華人と客家系の華人との争いだったのではないかと推論している。その真偽はともかく、
シンガポールの李一族の資本であるテマテックあたりについても記述している。
日本は戦後、東南アジアに経済を拡大したが、華人とのネットワークの中で、拡大してきた歴史があるが、金融危機の以降は、華人に対する関心を大きく低下させている。タイの中の微妙な民族関係についても関心を払わなくなって、久しい。中国の経済拡大は、決して安定的なものではなく、アングロサクソンよりも俗悪で、直截的な金融経済が沸き立っているに過ぎないと記述する。拝金主義ーめちゃくちゃ儲けて何が悪いんですかの経済であるとする。

一読に値する分析ではある。

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