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Five Years Five months

五年五ヶ月の小泉内閣で、一貫して閣僚を務めたのは竹中平蔵氏であった。

5月一日の日本経済新聞が、インタービュー記事を掲載している。日経であるから、無批判に、あるいは一種の提灯記事であるが、興味深い。

仕えやすい上司の理想として、指示が明快、その支持がぶれないことが二条件とのこと。是はおかしい。単純に指示をすれば、竹中大臣は、やりたいほうだいにやったということか。議院内閣制では、閣僚は単に私兵でもなく。総理は、大統領でもない。「外部からはたたかれて大変だったけれども」とのべるが、竹中氏は多くの人を苦しませ、切り捨てたのだから、被害者意識を持っていることには驚く。独裁者の、幼いころの苦境のような話だ。マスコミ操作の実態などは、まったく述べられていない。回想録にはちらりと出てくるが、竹中大臣に取り込まれた新聞記者が連絡役をしたことが伺えるが、このインタビューには出てこない。これから党内で猛烈な猟官運動がはじまると、総理が電話をしてきたと言う。その時点で、参議院議員を辞めたと言う。国民よりも、主のほうをとったところを見ると、誰が、主人であるかよく分かっていなかったようである。国民の投じた72万票など、どうせ、世論操作の結果ぐらいにしか思っていなかったのかもしれない。普通であれば忠義の話であるが、弱いものいじめであるから、そうはならない。デフレ克服、不良債権問題、郵政民営化を、小泉首相と一心同体ではしり続けたとするが、デフレ克服はまともにこくふくされていないし、不良債権問題は、何も叱ったから日本経済は救われ、郵政民営化は、誤った改悪にしかならなかった。

しかし、大マスコミが、こんな提灯インタビューを今頃れいれいしく掲載するのも何か裏があるのだろうかとかんぐってしまう。逆風に飛べとタイトルをつけてあるが、それは間違いで、権力を笠に着てとすべきだろう。逆風であったのは、亀井静香氏であり、刺客を差し向けられたほうを逆風を受けた者をいうべきである。

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