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Merger Failure and Success

日経ビジネス誌の調査によれば、大型合併の企業のうち、2件に一件は失敗だという。(5月七日号)

株価の相対騰落率を成功度として、ワーストテンとして、新光証券、セガサミーホールディングス、みずほフィナンシャルグループ、コカ・コーラウエストホールディングス、コニカミノルタホールディングス、日本航空、スクウェア・エニックス、三井トラストホールディングス、東京ドーム、三井住友フィナンシャルグループのリストを掲げている。成功例も掲げている。豊田通商、川崎製鉄とNKKの合併事例などだ。市場は合併の成否を見抜けないのではないかとも言う。工作機械メーカーで、上海電気集団が買収した池貝の事例も書いてある。
世界最大の小売企業ウォルマートが買収した、西友の嘆きについても書く、「体を張る人はもういない」と。ダイムラー・クライスラー傘下で苦悶する三菱ふそうトラック・バスにも取材している。

統合シナリオは美しくても、現実は異なる事例が多いようだ。

三角合併が解禁されているが、そんな外国支配をなんら規制なく許すほうがおかしいのだ。おかしな話だ。世界規模の資本再編から取り残されてもかまわないではないか。日本の国会は何をしているのだろうか、半分も成功しない合併を野放しにして。しかもこれからは、外国資本への隷属だ。アメリカに進出した日本企業のようなお人よしばかりではないのではないか。ブリジストンの米国進出の19年、ファイアストーンとの合併後の苦渋の歩みは泣かせる話だ。フォードに難癖をつけられて、270億円の和解金も取られた。日本で難癖をつける腕はあるだろうか。あるわけがない。三角合併など、日本の文化と伝統にそもそもあわないのだから。

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