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Contaminated pet food

中国から輸入された小麦グルテンに化学物質であるメラミンが添加されており、それがペットフードに混入されていたところから、犬や猫のペットが大量に死亡するという事件が発生したために、米国内では大騒ぎになっている。この騒ぎは、カナダや他の国にも飛び火している。5月4日付のインターナショナルヘラルドトリビューンは、中国当局が汚染して小麦グルテンを輸出した業者の身柄を拘束したと報道している。なぜ、毒性の低いメラミンが大量死を引き起こしたかについては、科学的な検討が続けられているという。アメリカの食品規制当局によれば、報告があっただけでも犬や猫が4000匹が死んだという。アメリカは、中国からの小麦グルテンの全面輸入禁止を発表した。先月は、南アフリカでも同様な事件があり、ペットフードのリコール、回収が行われている。中国政府は当初、小麦グルテンをアメリカに輸出していないなどと強弁したが、先週に至り、世界にペットフードの問題が拡大したことでようやく、態度を軟化させてきている。先々週には、植物性蛋白にメラミンを使用することを禁止した。(それまでは使われてきたことか)。

メラミンには栄養価はないが、たんぱく質の検査で蛋白分が入っているように見せかけるための添加物だと言う。魚飼料などにも使われている。

米国では、6000万パックのペット飼料が回収する騒ぎとなっている。

中国のメディアは、報道管制をしており、この事件を報道していない。中国の輸出業者が広くメラミンを使っていたと言う証拠は固まりつつあり、アメリカの食品規制当局も検査官を派遣することを決定して、中国政府の妨害は見られない。しかし、中国政府は、ペットフードや飼料の回収は決定していない。

メラミンを入れた資料は、韓国や北朝鮮、インドネシアや、タイなどにも出荷されたとの報道である。(ニューヨークタイムス)

さて、日本に対する輸出はどうだろうか。魚の、植物の、鶏などの飼料、ぺっとフードの原料としての輸入はなかったのか。世界でこれだけの騒ぎになっているのに、日本国内の報道が遅々としているように見える。ペットフードの事件は、中国の農産物輸出に対して、強力な監視が必要であることを物語っている。過去にも、野菜に農薬が残留すると言う、考えられないような事故があった。中国は全体主義で、規制が強いように見えて、実は穴だらけの国である。そうした被害に日常的にさらされた、中国国民(人民と言えば良いのか)に同情を禁じえないが、日本は、黒いはじきと白い粉同様に、水際で、毒性物質の進入に防戦しなければならない。

それにしても、報道が少ないように見えるのは、何か背景があってのことか、気のせいか。時事のワシントン発電も、中国の名前が出るのを抑えているようだし。ともあれ、水際で防止するために日本のマスコミの奮起と農政と厚生当局の活躍を期待する。

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