構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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米国の一極支配は、おそらくまもなく終わる。冷戦が終われば、すべてが平和になるといわれたがそういうことはおきなかったから、米国の一国主義が終わっても 中国やロシアや、ヨーロッパのせめぎアイ、群雄割拠がまた始まるだけかも知れない。今から親日国を大切にすることが必要である。隣の朝鮮半島や、北京では反日論がかまびすしいが、世界には至って親日的な国は多い。

台湾である。今年は国交三十五年のモンゴルがそれに続くだろう。昔国交がない時代に、日本から夜届くラジオの番組を頼りに日本語を学んだ人がいたことの話ををどこかで読んだが、大相撲ならずとも親近感はある。

タイや、インドネシア、基本的には親日だ。マレーシアなどは、鉄道に日本語の案内がついているほどだ。単なる観光客目当てでもない。トルコ、日露戦争以前からの親日国。人口は6千二百万。国土の面積は、なんと日本の37万平方キロの2.1倍の大国である。

グルジア。意外と日本では知られていない。グルジアからの東京への留学生がいて、ロシア語をしゃべるかと聞かれて、(もちろん話せるが)、それがどうしたときを悪くした現場に居合わせたことがある。ポーランド。国土をなんと三度も分割されている。明石元二郎大佐のことも忘れてはならない。アウシュビッツで身を投げ出した、長崎の聖母の騎士、コルベ神父のこともある。島尾敏雄氏の紀行文なども、その背景をよく描写している。

フィンランド。天皇皇后両陛下が、バルト三国を訪問されたのは、大きな時代の変化を告げるものであった。

意外や意外に、ロシアも親日の機運はあるのではないだろうか。若い世代は、日本の文化や色々な物品を通じて圧倒的な人気である。その昔、日本が御茶ノ水で、ニコライ堂の神学校に学んだのと同じような風潮かもしれない。数年前のことだが、あるロシアの海軍の船が日本に来て、その水兵さんが上陸したことがあった。地元の老共産党の方が、ロシア人だからとインターナショナルを歌ったら、ロシアは民主主義の国になったと、その程度は別にして、ビール瓶で殴りかからんばかりの険悪な雰囲気になったことがある。

インドなどは、お互いに片思いで、インドが親日の時には、日本で関心がない。日本で関心が出たときには、インドで関心が低い。どこかで、歩調をそろえる必要がある。

意図的で根拠のない反日論など、そのうち化けの皮がはげる。日本はそれほど不誠実ではない。例えば、満州国などは、もう日本本土からの持ち出しであったとの研究があるくらいだ。

友達の国を作るのが、本当の同盟であり、単に軍事力の同盟になるのであれば、あまりにも日本の現在の軍事力は脆弱であるし、また超大国のように軍備を増強さえすればいいと言うものでもない。友達、友人の国々に、日本の軍事力をどこまで増強すればいいのか聞いてみるのも一興である。その昔、マレーシアの友人は、ペナンにいる豪州の軍隊の代わりに日本が軍隊を駐留させた方がインド洋の平和になるのではないかと忠言してくれたが、その時代にはもちろん話題にもならず、国内の世論では無視された。

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