構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Great Britain

ブレア政権が去った。経済安定と高い成長、失業率の低さをもたらしたが、英国民がブレア政権に幻滅したのは、やはり、イラク戦争に対するアメリカとの共同作戦であろう。大量破壊兵器はなかった。大量破壊兵器の有無にかかわらず、サダム政権を倒すというのがブッシュ政権のアメリカの意向であったことが明らかになる中で、議会と国民を欺いたのではないかというのが大きな理由だ。99年には、バルカンのコソボの問題で、セルビアの空爆に踏み切ることを主張するなど、介入を自信過剰で強調したが、英米間には、イラク問題で亀裂が生じた。イラクに大量破壊兵器はなく、もともとアメリカの既定方針を知っていたのではなかったのかとの疑念が生じた。イギリスの威信も低下した。経済政策の成功も、こうした道徳的、あるいは好戦的な政権として、水の泡の結果となった。さて、日本はどうだろうか。日本は英米の思惑を知っていたのだろうか。いや、本当は知らされていなかったかもしれない。小泉総理のお惚け答弁なども思い出される。経済政策の失敗もあるが、イラクからは何とか、陸上兵力を撤退することができた。むしろ、これからは、対米追従ではなく、独自の戦略を独立して行うことのほうが大切に成った。他山の石、歴史の教訓とすべきイギリスの政権の変化である。

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