Lanterns 2
岩切章太郎「無尽灯」からの続き。
大地に絵を描く思い。
えびの高原の赤松千本原。霧島国有林の赤松の立派さは利いていたが、こんなに見事なものとは知らなかった(今ではどうなっているだろうか)
治水とか治山とか言う地味な仕事は、その効果がすぐは眼に見えない。真に将来を考えて一身の栄達を犠牲にして顧みない人士でないとやり果たせない仕事である。目先だけを喜ぶ人には問題にされないし、また選挙の票集めにはあまり役に立たない。
昔、インドに夜明造巣、という鳥がいた。
日本人で一番初めにオリンピックで日章旗をあげたのは、テニスの熊谷一弥選手であった。二等の銀メダルだった。(これは初耳、宮崎のテニスはどうなっているのかしらん。)
総選挙とは何か。一口に言えば、意見の食い違いを、是正する方法である。
われわれは、この日本の国土を祖先より受け継ぎ、次の時代へ伝えていくのであるが、受け取ったままではなく、何かを付け加えて、次の時代へ残さなければならない。ひとつのジェネレーションが、自分の国土を、受け取ったままで次のジェネレーションに引き継ぐがごときは、それは恥ずべきことである。日本の国土は自然のままではない。
近頃の日本人は、日本人たるの誇りを失っている。いたずらな自負自慢はもちろん硬く戒めねばならないが、同時に、いたずらな卑下はより以上にいましめねばならない。
私は、戦争の歴史を謳歌しようというのではないが、アジアすべての国と日本とのただひとつの相違は、あの西から東への大波に呑まれてしまったか、のまれずにこれを跳ね返したかという一事であって、この西からの風を、東からの風に向きを変えさせたという一時こそ、日本の誇りであり名誉であるのである。
野に遺賢なし。聖君子の治世をたたえる言葉である。
所詮は先ず、自ら修むることにはじまるのであることを、しみじみと感ずる。
逆縁の恩。
大和撫子。忘れられた色々の言葉のうちに、私どもが今一度考え直し、見直してみるべき大事な言葉がたくさんあるのではなかろうか。
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