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Kalashnikov

カラシニコフと言えば、ソ連製の自動小銃のことだ。AK-47と呼ばれ、社会主義の成果として喧伝された。社会主義の技術のシンボルでもあったが、初めて製造されてから、60年の記念の年となった。カラシニコフ還暦である。

社会主義国の武力の行使の手段として、おそらく数千万丁が製造された。今では、ブランドのようになり、本家のロシアでは、偽物?の出回りに苛つく状態である。アメリカは、80年代に、中国製屋、エジプト製のカラシニコフをアフガニスタンの、反政府勢力に提供した。本物のロシア製のカラシニコフは、AK-47と呼ばれても、改造版の方は、AK-47sと呼ばれて、Sがついている。ハンガリー製のカラシニコフは、AMD-65と言う識別番号となっている。アフガニスタンの警察には、55600丁がアメリカから供与されたのも最近のことだ。スロベニア製の追加の一万丁もアフガニスタンに到着している。イラクでは、なんと、18万5千丁のカラシニコフを調達しているが、ロシア製ではない。

もちろん、その自動小銃を開発したミハイル・カラシニコフ氏は、87歳で存命である。

カラシニコフは、共産主義の武力の象徴であったが、知的財産権など、どうにでもなれとばかりに、世界的には、三十カ国で製造が続けられている。しかも、アメリカがそれを買って配ると言うのは皮肉な話だ。

悲しいことだが、この国日本は、シベリアや満州で、カラシニコフに太刀打ちできなかった。ノモンハンで、機銃掃射を受けて、昔ながらの銃で、--ああ。

革命の輸出のための自動火器が出回って、めぐりめぐって、アフガニスタンやイラクではアメリカが大量に買って配る。武器の貿易の深遠は、筆者には理解を超える。

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