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Resignation

久間防衛大臣が、原爆投下容認発言をして辞任した。久間大臣は辞任の挨拶で、被爆者や国民に対して申し訳ない発言をしたということは触れなかった。参議院選挙のために辞任せざるを得なくなった。選挙で当に迷惑をかけないために辞任を決断したと述べたという。本末転倒である。大臣を辞めるだけではなく、国会議員を辞めてもいいくらいの発言である。戦争の問題を真剣に考えたわけではなく、敗戦国としての悲しみや、国家の独立についても考えた節がないといわれてもいいような発言であった。

沖縄観光速報社が出している、観光とけいざい第725号(6月15日号)の視点の欄に編集長が、早く辞めろよ、久間君という論説を掲載していた。優れたコメントであったが、最近どう編集長のブログに全文が掲載されたので紹介したい。

http://toguchiakira.ti-da.net/e1638254.html 東京大空襲、沖縄戦、ノモンハン、云々と思い出される。「しょうがないデ片付けられたらそれに続く広島、長崎の人たちの死は無駄になる。原爆投下は大量虐殺の戦争犯罪であるということくらい誰でも知っている。それをしょうがないとは。国民は何のために戦ったのか、・・・・・」

しかし、これらの辞任で、ようやく日本の政治の振り子が正常に振り始めたような気がする。小泉・竹中政治の亜流である政権の基本は、市場原理主義、を基本にしている政権であるが、ようやく政治主導の政策運営が始まることが大切との認識が深まり通あるように感じる。(単なる党派の問題ではない) 日本国の安定にとって、大切なのは、ケインズ経済学に見られるような、適正な分配、文化や伝統の尊重、などが大切である。おそらく、市場は、保守主義を失った自民党の退潮を歓迎するものと思う。経済は、社会・政治の安定を抜けにして発展しないからである。公の清廉と、社会・経済格差の縮小が経済発展のための不可欠の条件だからである。実際、郵政民営化法案が、参議院で否決されたときも、大方の見方に反して、株式市場は反転したことを思い出していただきたい。

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コメント

ご紹介ありがとうございます。条件反射みたいに書いた文章でしたが、話題になったようで。

投稿: 渡久地明 | 2007年7月 8日 15時15分

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