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Fake privitization 10

郵政民営化後の販売促進策として、「民営化記念宝くじ」を出すと言う。悪い冗談だろうと思う。財政が悪化する自治体をえさにして、郵便貯金や保険商品の新規顧客に利用額に応じて配ると言う。ばかげた記念だ。国民の射幸心をあおることだ。宝くじを発行する前に、国民に対して莫大な利益を、その一部を、先ず還元するべきだ。利益還元のための施設は次々に廃止しておきながら、宝くじを配ると言う。馬鹿にした話である。

最近、ずっと一貫して、カジノを禁止していたが、やむにやまれず、解禁する動きにあるが、リークアンユー氏によれば、本当にやむをやまれずの措置だと言う。ラスベガスが、大量に資本をマカオに移していく中で、何とか、東南アジアに資本を確保するためだとの説明である。マフィアも、マネー洗浄も行われないようにしてから解禁するのだと言う。もしかしたら、シンガポールのことであるから、自国民にはカジノへの入場を禁止するのかもしれないが。

郵政民営化の過程の中で、シンガポールのような国際情勢を意識した苦しみもないただの私物化の過程で、宝くじを発行するというのは、まさに、象徴的な経営手法である。郵政民営化が宝くじのようである。亡国の民営化の象徴にはなる。本質的には、宝くじは収奪だからである。厳正な規制の下に発行が行われるのが常であるが、その規制すら緩やかになって私物化が行われるようになったのだろうか。(数学的に考えれば、利用額に応じて配ると言うのであれば、大口の預金者に巨万を還元する確率を高める手口でもある。)

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