構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Kikko's Diary | トップページ | Fake Privitization 19 »

Fake Privitization 18

左側の欄に、ニュージーランド行革物語の本のリンクを張った。96年に出版された、ニュージーランド行革を礼賛する本である。衆議院議員(当時)の三人の共著である。しかし、ニュージーランドでは、民営化路線は国をつぶす惨状を引き起こし、その後政権交代があった。

医療の分野の惨状については、保険医団体連合会から出版されているパンフレットにくわしい。価格は100円である。県単位の協会に申し込むらしい。ニュージーランドのオタゴ大学に26年間勤務していた日本人学者と、同団体連合会の理事との対談である。

http://hodanren.doc-net.or.jp/nyuukai/syuppann.html 同団体の出版する書籍のリストの末尾にある。

パンフレットであるから、むしろ、ネットに掲載講評した方が便利だと思うが、残念ながら、印刷物しかないらしい。

ニュージーランドの市場原理主義の民営化などの大失敗、失政については、オークランド大学(当時)のJane Kelsey(ケルシー)教授の論説などが詳しい。同教授は来日して、ニュージーランドのいかさまな根拠のない民営化論に警鐘を鳴らしたが、上記のような野党の議員を含め、ニュージーランド行革礼賛論の熱狂で、顧みられることはなかった。その熱狂、礼賛する本が出て、10年にもたたないうちに、いかさまであったこと明らかになった。

国の没落は、政策を誤ると、沈む夕日のつるべ落としの速さよりも、はやい。

|

« Kikko's Diary | トップページ | Fake Privitization 19 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/16562341

この記事へのトラックバック一覧です: Fake Privitization 18:

« Kikko's Diary | トップページ | Fake Privitization 19 »