構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Medical Care 5

映画館で買ったパンフレットには、日本の医療改革に警鐘を鳴らす「シッコ」、日本人必見の映画というコラムを、全国保険医団体:理事、三浦清春という人が、書いている。

この映画は、「医療分野を市場化して営利企業を参入させれば、どんなに残酷な衣料になるかをこれでもかこれでもかと見せてくれる。」

アメリカの保険会社は営利の民間会社ばかりである。医師や医療にも保険会社が介入してくる。命を大事にするのではなく、利益を上げることに狂奔するのである。治療を拒否する医師にボーナスを上げるといった具合だ。アメリカの悲劇だ。

前に書いたが、混合医療の問題をアメリカの保険会社と、日本にいるその代理人とが結託して圧力をかけている。株式会社による病院経営も問題だ。介護関連の民営化産業などは、ちょうど日本でも問題が出つつあるところだ。

国民皆保険制度は、社会主義とか何の関係もない。アメリカのような、金儲け主義の医療制度のほうが珍しいのだ。この映画では、フランスのきわめて安定した医療制度の姿が活写される。世界最高の水準だ。往診する医者が、24時間待機で、パリの街を回る。これは日本にはまだない。まねてもいい体制だ。イギリスでは、ただだ。医療費は。日本では自己負担分がだんだんと高くなっている。そうすれば、必ず医療を受けられない人が出てくる。

三浦氏のコラムの結論は、小泉・竹中政治の中で「医療改革法にも°づくことで、大きく変えられる。あらためてこれまでの医療改悪を検証して、将来の日本の医療をどうするか考えるタイミングである。医療関係者のみならず、多くの患者・国民、議員やマスコミ関係者にも見てほしい映画である」と締めくくる。

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