構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Medical Care 8

世の中には優れた著者がいるものだ。マイケルムーアの映画を縷々書いたが、市場原理主義のアメリカ医療をレポートする本が、副題で日本の「医療構造改革」を問うと言う副題で、2003年、もう4年も前に出版されている。

小泉・竹中政治の元、世界の中でも優れた部類の医療制度を破壊して、宮内規制改革会議(その背後にはアメリカの生保業界がいることだが)を跋扈さえ、日本版のマネージドケアを導入しようとした。医療特区では、株式会社病院を許可している。

日本の医療費は、実は、対GDP比で見ると先進国22カ国のうちで、18位である。そう医療費はもっと伸びてもいいのであるが、逆に効果的な経営が行われている証拠でもある。アメリカの場合、そう医療費は、ダントツに大きい。それでいて、5000万人が医者にかかれない悲惨な状況にあるが、市場原理からくるムダと平等性の欠如からくる欠点の数字が積み重なっているだけに過ぎない。

日本の医療水準は、コストパーフォーマンスでは、世界第一位なのである。

日本の真の医療改革の方向は、民間保険や株式会社の市場原理による小泉・竹中「改悪」ではなく、公的な医療費を増やして、現場の環境をよくして、社会保障としての国民皆保険制度を充実させることの方向が、世界の大勢であると述べる。

マイケル・ムーアの映画と合わせて読むと、以下に、小泉・竹中改革が、根拠のない詭弁であったかがよく分かる。一読を勧めたい。

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受信: 2007年9月21日 17時10分

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