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Turmoil 2

赤坂見附のとあるホテルで、政治家の集会があったので、行ってきた。政治資金規正法の対象だという。相場は2万円である。民主党の政治家であったから、どんな具合かと思ったが、つい先日の、国民新党の幹事長とそのお嬢さんの参議院議員の、父娘の集会よりも人のいりはよくなかった。壇上には、かなりの数の衆参議員が登壇したが、乾杯の音頭をとった前の最高顧問の迫力ある、水戸黄門ありせばのような大演説に比べれば、お若い政治家などは、小泉チルドレンと同じで、なんとなく生活臭もなかった。主催者の議員は、その昔、青法協の関係者でもあったが、6年間病気の生活があったとかで、そのいったん政治生命をほとんど絶たれたようなこともあったとかで、立派な演説会となった。要点は、日本長期信用銀行をたった10億円で外資に売ってしまったことはまだ納得がいかない、瑕疵担保付の条項で、自民党に、丸呑みされてしまったことは、痛恨のきわみと述べたあたりであった。おそらく、金融・銀行界に心ある人があれば、涙を流して、聞き入るような理路整然の演説であった。民主党幹事長の挨拶もあったが、それ程の迫力はなかったし、本気で政権交代の機会をうかがっているのかどうか分からないような軟弱なものであった。前意最高顧問は、さすがに、今度の選挙で多数を占めればいいのであって、難しく考えることもなく、ねじれとか嘆くことでもなく、選挙で多数を採ればいいとの単純明快なご託宣であった。それにしても、野党の政治的な追求の力も薄く、この集会の主催者のように、公開と説明を求める政治家が、逆に少ないことも印象付けた。労働組合の関係者の挨拶もあったが、労働者の代表というよりは、政治の機微を知るための解説者の雰囲気であった。共産党の機関紙赤旗の記者が、民主党の集会の取材に来ていたのには驚かされた。それから、挨拶に立ったのは、新宗連の政治担当の方やらとで、しきりに、世界宗教者会議の事について触れていた。壇上に、上がった政党の党派の色は、丸呑みの政権与党の力もまた感じさせたことであった。いよいよ、郵政株式売却凍結法案が参議院先議で国会に提出されるという。日本の議会政治がいい方向で変わるけいきとなってほしい。党議拘束をなしにして、虚心坦懐、衆議院でも議論をしてみてはどうだろうか。もし、与党が丸のみだと言い出したらどうするか。そうならないように、ハードルを高くしてそのときは、国営の公社に戻した上で、旧大蔵省の資金運用部の改革をも内包するような法案に、変更することが必要かもしれない。民営化見直し法案の取り扱いは予断を許さず、日本の政治の仕組みを変える可能性のきっかけを与えることとなるかも知れない。郵政民営化という亡国の改悪が、それぞれの住む地域社会にどんな影響があるのかの判断を、注意深く積み重ねて、その結果、国益とは何かを考える良い機会ができたと喜びたい。

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