Walking
- 東京にはいろいろな川がある。多摩川、隅田川といった川のほかに、神田川とか、目黒川とか、東京湾に注ぐ小さな川がいくつかある。その内、呑川(呑み川)という、世田谷区、目黒区、大田区と流れて、蒲田にいたり東京湾に注ぐ川があるので、歩いてみた。呑川の支流の今は九品仏川と呼ばれているが、(旧名が丑川)の源流から歩いてみた写真を、といっても散歩代わりの写真を掲載する。始めの写真の自転車のあるところが、暗渠をふたにしてあるのでその上に自転車が置けるようになっておりその下が、水がちょろちょろと湧き出ている。次がマンホールのふたで、遊歩道になっているところもある。公園の脇を流れているが、そこも見えない。
壁に絵を書いてあるのが、東横線のガード下である。商店街を抜ける。呑川の看板があって支流の丑川が合流する。呑川には、新宿の近くの落合の浄水場から、高度に下水処理で浄水された水が供給されているという。呑川の上流は、都立大学があったところで、桜の名所である。祝日の旗日で国旗を掲出しているうちが何軒かあった。愛国のしるしで結構なことである。
呑川は池上本門寺の正門の前を横切る。正月で大賑わいである。きれいなお寺がいくつも並ぶ。池上本門寺は日蓮上人が入寂した名刹である。近くで、六郷用水も注ぎ込む。船の形をした、電気で水をかき回している。もう下流に近いので、水も相当よどんでいる。最後の写真は、蒲田駅近くの東海道線や、京浜東北線の線路の下をくぐる道で、はとが留まっていた。ここまで、約2時間の散歩。ここから、東京湾への河口までは、あと一時間は歩かなければならないが、霙交じりの天気になったので中止。東京義塾には珍しい閑話休題であるが、正月散歩でご寛恕願いたい。
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