構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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ドイツ郵便会社のツムヴィンケル総裁が、脱税容疑で逮捕され、失脚した。同容疑者は、マッキンゼーのコンサルタントをしながら、ドイツ郵政を民営化して、その総裁に納まった人物である。関係者は、インサイダーの気配があるとして、マッキーと裏で呼んでいたが、DHLを買収するなどして、ドイツの郵政民営化が成功させたと喧伝したいた。ドイツの労働組合などは、激しく民営化路線に抵抗したが、市場原理主義のなかで時代の寵児としてむしろ褒めはやされていた。日本でも、郵政民営化に際して、官邸が主催した会議などに、ドイツからわざわざ出席して、郵政民営化推進論をぶったことがある。香港上海銀行や、国内の郵政民営化論を推進する市場原理主義者が一役買った。日本郵政公社あたりでも、ドイツのそうした、海外の急送郵便会社の買収に遅れをとるまいと、オランダの会社との提携などが、マスコミの話題になったことがあるが、これもドイツ郵便会社の民営化路線が大きく影響した可能性がある。

フランスで、水道事業を民営化しようとして失脚した、ヴィべンディのメシエ氏の失脚にも似ている。

ところで、ドイツの郵政民営化で、その脱税容疑者となったツムヴィンケル氏を、わざわざ招聘して講演会や、官邸での民営化推進フォーラムを行った責任はどうなるのだろうか。日本の大手の経済新聞なども、さんざん誉めそやしていたはずだが。

ドイツ郵政の総裁逮捕のニュースは、もう既に報じられていた由であるが、筆者はおそ耳で今朝、とある地方都市で電話を受けて聞いた次第である。とりあえずの速報としたい。

日本郵政の民営化された会社の中にも、ツムヴィンケル総裁と同僚であった役員が存在するものと思われる。どのような関係があったかについても今後の調査と追求が待たれる。以上、とりあえずの書き込みである。

[ドイツポスト総裁の脱税事件

2月14日、ドイツ郵便 ( Deutsche Post ) 総裁、クラウス・ツムヴィンケル容疑者が逮捕された。最低1億ユーロ ( 約158億円 ) の脱税が疑われている。ツムヴィンケル容疑者は保釈金を払って釈放され、その後、引退を表明した。ドイツの通信社によると、ドイツ当局はリヒテンシュタインから情報を得るため、500万ユーロ ( 約7億9000万円 ) 支払ったという。

2月18日からドイツでは、税法違反の集中捜査が行われている。ドイツの報道によると、1000人の規模で捜査が始まっているという。ドイツのUBS銀行支店も捜査の対象となった。リヒテンシュタインは、ドイツのやり方に反発し、政治的実権を握るアロイス皇太子はドイツ政府に対する訴訟をちらつかせている。一方ドイツのアンゲラ・メルケル首相は2月20日、リヒテンシュタインのオットマル・ハスラー首相と会い、これを公式な問題として取り挙げる予定だ。

http://www.swissinfo.ch/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=8760630&cKey=1203573467000&ty=st ]

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