構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Paper money | トップページ | Conspiracy »

Food and Survival

人間にとって最重要の物資は、貴金属ではなく、食料である。農業の健全性が維持されることは、工業の繁栄の前提条件でもあるが、最近の毒入り食品事件に見られるように、食料を海外に、しかも、敵対的な独裁国家にゆだねるという過ちを犯し、そのつけが回ってきた。

ちなみに、国内自給率は、小麦(パンなど)1%、うどん62%、そば21%、みそ35%、小麦粉7%、鶏肉7%、豚肉5%、牛肉10%、とうふ31%、鶏卵9%、(肉類は飼料の輸入換算)という、空恐ろしい数字である。

国内生産だけの農産物では、カロリーベースで40%にとどまる。昭和29年当時の生活水準に戻れば何とか、自給できるという。米を茶碗いっぱいと、後は、芋をふかしたり煮たりの調理で、卵は一週間に一個、味噌汁は二日にいっぱいといった按配である。

アメリカは、食糧戦略を発動しつつある。日本は、工業製品作り精魂を傾け、それはそれでよかったのであるが、その利益を外国で浪費してしまった。運用成績も悪いし、頭取やファンドの成績で消えてしまった。郊外の農地を、要らざる大ショッピングセンターを造るためにつぶしてしまった。

さてさて、考え時であるし、政策転換の行動のタイミングである。ちょっと高めでも、安心の国産食材の居酒屋に行って、ごみとなるだけの海外製造の100円ショップにも目を奪われないようにして、ましてや、ハンバーガーなどのジャンクフードには目をくれないようにして、毎日おいしい国産の、農家の素性の明らかな大根やキャベツを食べることが必要な時代になった。

ちなみに、フランスは、大工業国でありながら、大農業国としても発展して、自給率が100パーセントを超えている。世界的に米が不足していた時代に日本のコメ生産は大いに貢献したではないか。おいしいりんごや、なしやその他の果物を、世界に売りまくることが必要である。(最近、香港のすし屋が、築地で買いあさっているそうだが、ついでに青森のりんごも買えと要求したら同だろうか、焼酎も原料不足で、中国などからイモを買ったらだめですよ、中国の農民はイモも食えなくなったら日本人をまたうらみますよ)

飽食の時代が終わった。そこの浅い飽食であった。大いに結構なことである。うまいものをしっかり食べる仕組みを作れば、何のこともなく危機は乗り切れる。焼酎ブームは、ウィスキーを飲まないようにする前兆かもしれない。日本人のために立派な食料を栽培してくれる国もきっと現れることだろうし、毒入り餃子を輸出して、難癖をつけるところなど、縁切りをしたほうがいい時代になった。危なさそうな牛肉など、もう食べる必要はない。ちゃんとしたところだけから輸入すればいいし、そこは、政治的な圧力などに屈してはいけない。もうひとつの提案、食料の工業化をどんどん進めるような技術が、環境技術の推進とあいまって必要になってきた。

|

« Paper money | トップページ | Conspiracy »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/40070626

この記事へのトラックバック一覧です: Food and Survival:

« Paper money | トップページ | Conspiracy »