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その昔、タイとカンボジアの国境で、当時のソ連の政府の飛行機が墜落したことがある。アントノフという設計者の名前をつけた有名な機種であった。関係者が関心を持ったのは当然どんな積荷があったということであるが、タバコや、嗜好品の類がどんなものであったかは当然にして、グルタミン酸ソーダに関心が行った。ご存知のとおり、それは止血剤にも使われる。日本でグルタミン酸ソーダといえば、味をよくするための味の素と一般的に呼ばれたような製品となっている。話の中心はその墜落した飛行機に乗っていた、その味付け製品が日本製品のような純度の高いものであったかどうかである。搭載していたのは、味王というタイの製品であったという。(名前が日本製品を意識した製造されていたことは間違いない。華僑の会社らしく、タイ語の他に漢字で味王と表記していたし、当時はまだ中国製品はなかった。)さて、その違いは、箱の印刷ばかりではなく、純度の化学的な分析をすれば、日本製にはほとんど不純物が含まれていないので、すぐわかることである。
今回の中国製の毒入り餃子事件では、いつものように、中国側は居直った発言をしてきているようであるが、詳細な鑑定をすれば、はっきりすることである。化学分析の仕方の詳細に通じているわけではないが、日本の製品の純度をがどうなっているのか、指標にすればわかりやすい。
中国は、自分が不利になれば大騒ぎをする傾向がある。わめく。ののしるの類で自分の責任を覆い隠すためであるが、ここは日本の警察の科学捜査の腕の見せ所だろうと思う。北朝鮮の非人道的な、偽の遺骨事件と同じく全体主義国家ではよくある本質的には同じ話である。もうひとつのやり方は、棚上げしようと言い出すことである。自分の分が悪くなれば棚上げしておいて、後で、また騒ぎ出すやり方である。もともと道理がないことを知った上での話である。
道理を主張して無理を引っ込ませるためには、科学的で分析的でなければならないがそれにしても、純度を上げる日本の技術が純度の高い製品を以前から作り出していたから、止血剤に日本製品が使われていないことがわかったと同じように、最終的には純粋な成分の製品を作り出していた技術の力が、大いに日本の国益を守ることになる。
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