構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Books 4

格付け洗脳とアメリカ支配の終わり、本山美彦著が、第四冊目である。資源高騰や、サブプライムローンの問題は序章にしか過ぎないという。世界経済の支配者に鋭く迫る。儲からない金融機関は市場から撤退しろという、最近の米国流の考えに従って、長期の金融システムを支える機能はあっという間に破壊されてしまった。長期の金融を提供する期間がなくなっては、これまた基幹産業は成立しない。長期信用銀行が破壊された背景についても想像できる分析を本書は提供する。世界はこれから、本格的な危機に直面することになるという。本の構成は次のようになっている。序章、「巨大な貧困層」誕生の裏側。第一章、サブプライム問題と米国金融支配の崩壊。第二章、深すぎるマネーゲームの闇。第三章、国家や企業を支配する「新しい支配者」。第四章、米国の巨大金融権力と「人脈」。第五章、二大格付け会社「独占」の構図。第六章、世界を破綻させるリスク・ビジネスとなっている。もちろん、最後の小節は、リスクの転売という名の、ゆがんだビジネスの終焉という小見出しがついている。

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