構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Market Fundamentalism 7

 だんだんと郵政民営化の内幕が漏洩しているかのようだ。竹中元民営化担当大臣がテレビ番組でしゃべった話が、週刊経済誌に掲載されている。民営化すれば、国民資産を利用しやすくなるとのご託宣である。民間の資金であると主張しているが、私物化された元の資金は国民の資産である。株式売却を急ぎに急いでいる理由が透けて見えるようだ。

 政治の総力を挙げて阻止しなければなるまい。日本の借金を棚に上げて、、外国のサブプライムローンの破綻などの市場原理主義の失敗を、なぜ、日本の国民のしかも、地方や地域社会の営々とした富を外国に流出させて、外国の赤字の穴埋めをしなければならないのか。外国崇拝にもほどがあるというべき暴言である。

http://diamond.jp/series/nippon/10003/?page=3

「民営化した郵政はアメリカに出資せよ

 竹中 日本郵政による出資なら 米国も政府系ファンドより安心そこで今回、ニッポンの作り方として、「民営化された日本郵政はアメリカに出資せよ」とぜひ申し上げたい。さきほどキャピタル・クランチの話をしましたが、アメリカではここ半年くらい、俄然一つの問題が浮かび上がっているんです。アメリカの金融機関が資本を受け入れるときに、誰が出するかということです。そこで、最近のキーワード、ソブリン・ウェルス・ファンド(SWF)があります。政府系ファンド、つまり国が持っている基金です。アメリカの金融機関がSWFからお金を受け入れるケースが増えていますが、一方で、他国政府から資金を受け入れてもよいのかという問題がある。ある国が政治的な意図をもってアメリカの金融機関を乗っ取ってしまったら、アメリカ経済が影響を受けるのではという懸念も出てきています。

 翻って考えると、日本にはかつてとんでもなく巨大なSWFがありました。それが今の日本郵政なんです。資金量でいうと300兆円。他のSWFとは比べ物にならないほどのSWFがあったんです。民営化したので、今はSWFではない。だからアメリカから見ると安心して受け入れられる、民間の資金なんです。アメリカに対しても貢献できるし、同時に日本郵政から見ても、アメリカの金融機関に出資することで、いろいろなノウハウを蓄積し、新たなビジネスへの基礎もできる。

 上田 ちなみにSWFは活発に融資したりということを行っているんですか。

 竹中 一番歴史が長いのは、シンガポール投資公社(GIC)ですが、ここは25年以上の歴史を持っていて、過去10年間、平均10%程度の高い利回りを上げていると言われています。しかし、あまりはっきりと看板は掲げていませんが、実は世界最大のSWFは日本にあるんです。何かといえば、「年金基金」です。これは別のテーマになりますが、日本もちゃんとしたSWFの仕組みを作るべきだと思います。

 上田 新たな展開も開けると?

 竹中 一つのきっかけとして考える価値はあると思います。何もしないでいる状況では、マーケットからも信用されないし、国民から見ても不安だと思います。」

  

 

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