構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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One Drop

村上正邦氏と佐藤優氏の対談集である、大和ごころ入門が出版された。村上正邦氏は、参議院のドンとして、佐藤優氏は外務省のラスプーチンと呼ばれるほどの人物であるが、それぞれ、国策捜査の対象となり、村上氏は、つい先日、最高裁の判決があり、収監を控えることになった。佐藤優氏は裁判中である。佐藤優氏は精力的に執筆活動を続けており、その中で、村上氏が主宰する日本再生 一滴の会で講師を佐藤氏が勤めてきたことから、この対談集が生み出された。

まえがきを佐藤優氏が書き、あとがきを村上正邦氏が書く。まえがきの一部にこんなくだりがある。「私は、日本国家のために忠実に尽くしてきたつもりである。しかし、日本国家は私を国家にとって有害であると断罪し、外交とインテリジェンスの現場から排除した。そのこと自体は、運命として感受するほかない。しかし、それでもなお私は日本国家を愛しているのである。このような、日本国家を愛する思いを、本書の共著者である村上正邦氏も共有している。詳しい内容については、本文を読んでいただきたいが、私の理解では、弱肉強食の新自由主義(市場原理主義)が改革であると勘違いした官僚たちが、日本の伝統、職人の魂など経済合理性で処理できない人間の要素を重視する村上正邦氏という国士を政治部隊から排除したいと考えたのである。「もはや、国境を越えるマネーがすべてを決める時代なのである」と考える新自由主義という思想が、村上氏に体現された「大和ごころ」を叩き潰そうとしたのだ。村上氏を巡る状況は、思想戦争なのである。(中略)日本を改革する処方箋はひとつしかないと思う。日本に内在する「日本の善」によって、原価日本にあらわれている悪を排除するのである。外来思想の知識をいくら身につけても、それだけでは日本国家を危機から救い出すことはできない。過去の日本人の英知から虚心坦懐に学ぶことが、現在、何よりも必要とされているのである。」と。

本の中で、小泉改革については、神話を失ったkら、郵政民営化の問題を巡って守旧は勢力という神話が作られたとして、郵政民営化などは一種の国家カルトだと指摘している。佐藤:「田原総一朗さんが、「フォーラム神保町で明かしてくれたんですが、郵政民営化について竹中さんから相談を受けたと。竹中さんは突然、小泉さんが言い出して、それから理屈つくってくれといわれたらしいんです。竹中さんから田原さんは、とりあえず理屈来るから聞いてくれといわれたと。それを田原さん聞いてわかんねえと言ったらしい。そしたら竹中さん、わかりませんか、じゃあ、べつのりくとをつくってきますと。そういうことを三回やったと言ってましたよ。ご本人の証言ですからね。結局あれは神話作りだったんですね。デモ、私、あれは小泉さんの作った神話の中で水蛭子だと思う。」・・村上:「それは改革と呼べるものではなく転倒妄想だ(笑)」・・佐藤「小泉改革とその後の混乱は、実は古事記に書かれていることの反復なのです。」

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