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Fake Privitization 85

郵便事業の収支はトントンであると説明したが、その種類別の中身を見ると、定期刊行物の第三種が費用が収益の二倍で206億の赤字となっている。点字等は赤字であるが、わずかである。一番大きな赤字は特殊取り扱いで、収益が、1998億、費用が2422億となっていることから、書留、内容証明、特別送達などの特殊取り扱いが大幅な赤字である。民営化するのであれば、その特殊取り扱いを廃止すべきであるが、本当に民営化までして廃止すべきものであろうか。

郵便局の小包がいかにも減ってきたと巷間で騒がれたのは、カタログ小包と呼ばれる、本来であればというより、欧米では、独占分野となっている、雑誌などの郵便物が、カウントされていたためである。それが、民間宅配企業に流れてしまって、ブッスウがあたかも激減したかのように見えたのである。一般小包、つまり、普通の小包は、ほとんど減っても、また、劇的に増えたわけでもない。公社化して、カタログ小包も分野も相当取り返し、また、ローソンとの提携などで、取次ぎの窓口が大幅に増えたことから、小包郵便物全体が増加したわけである。ある意味で数字の魔術であった。

ゆうびん貯金が肥大化したなどとは、全くのプロパガンダ、根拠のない話で、平成10年頃に社絵が、19%になったのを最大にして、それ以来減りっぱなしである。今は、なんと、約一割のシェアしかない。ゆうびん貯金は特に、毎月、毎月ですよ、一兆円の目減りが続いているといわれている。

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