構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Chotai | トップページ | Fake Privitization 75 »

Fake Privitization 74

産経新聞が、竹中平蔵氏の主張を、コラムで掲載したが、ようやくそれに反論する記事を載せた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080702/stt0807022320003-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080702/stt0807022320003-n2.htm

「福田康夫首相も政権発足時は調整型の政治をやるのかと思っていたが、結局は小泉流の直接統治型の政治をしていますね。道路特定財源の一般財源化の閣議決定のやり方なんて小泉純一郎元首相と同じじゃないか。みんなの英知を集めて熟慮するようなやり方ではなく、その時の動きに乗じて判断する。何をいらついているのかね…。

 そもそも郵政民営化が今日の政治混乱の井戸を掘ったんだな。自民党が壊れただけでなく、政治そのものも壊れてしまった。民営化が国民に何か利益をもたらしましたか。郵便局の手数料値上げや郵便物の遅配などサービスが悪化しただけじゃないか。国民は郵政民営化の真の姿に気付きつつありますよ。

 だから小泉氏をけしかけて郵政民営化を進めた竹中平蔵元総務相は自分の主張がうそっぱちだったことがばれつつあるので焦っているんじゃないか。竹中氏は産経新聞の「ポリシーウオッチ」(6月16日付)で「郵政民営化のプロセスを見直す動きは民営化に反対した勢力の政治的圧力」と批判していたが、これはまったくデタラメだ。われわれ国民新党は特定業界の利益を守るために郵政民営化の見直しを主張しているわけでは断じてない。郵便貯金や簡易保険という国民の資産をバラバラにして外国に売り払うなんてことは絶対にさせてはいけないと言っているんです。

 現に与党からも「郵政民営化は間違っていたのではないか」という声が出ているじゃないか。すでに昨年の臨時国会では民主党と国民新党が共同提出した郵政民営化見直し法案が参院本会議で可決した。竹中氏が恐れている方向に一歩一歩近付いているんですよ。自民党内の「上げ潮派」と「財政再建派」の対立も政治の混乱を象徴しているよ。筆頭格は中川秀直元自民党幹事長なんだろうが、「移民1000万人受け入れプラン」などは本当に国家百年の計を考えているのかねぇ…。はっきり言えば「民間に任せればどんどん良くなる」といって財政政策を何もしないのが上げ潮派の本質だな。

 国内総生産(GDP)が増えないのは政府の財政政策がゼロだからですよ。景気が冷え込んでいるのに、政府の経済財政諮問会議では御用学者と御用商人が「骨太の方針」を決め、間違った政策を決めている。だから経済はどんどんやせ細っていくんだ。平成23年度にプライマリーバランス基礎的財政収支)が黒字化されたときには国家そのものがガイコツになっているんじゃないかな。

 国民生活と直結する税制や社会保障などの問題を覇権を争う政争の具にするのはおかしい。与野党がしっかりと話し合うようにしなければいけないんだけど、今は政党と政党の間をつなぐ「仕切り役」がいないんだな…。「政界再編」なんて話も出ているが、小選挙区制ではそう簡単に進まないと思いますよ。

 だからわれわれは民主党がマニフェスト(政権公約)に民営化見直しを入れるならば、次期衆院選で同志として戦えると言っているんだ。この問題でギリギリ詰めていけば自民党を分断することもできる。民主党がその気になったら面白いことになるんじゃないかな。政権交代ができれば歴史の区切りとして分かりやすい。民主党が政権を取ったら大混乱になるという人もいるけど、そうなったらそうなったで知恵が出てくるもんですよ。(聞き手・加納宏幸)

|

« Chotai | トップページ | Fake Privitization 75 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/41731539

この記事へのトラックバック一覧です: Fake Privitization 74:

« Chotai | トップページ | Fake Privitization 75 »