Killer earthquake
災害は忘れた頃にやってくる。メキシコで発生した、1985年の大地震は、典型的な長周期の地震である。日本では、直下型や、周期が短い地震が注目されているが、メキシコで1985年9月19日に発生した、マグにチュード8.1の大地震は、ほぼ全壊した建物411を首都メキシコシティーで数えた。
「メキシコ大地震以前からメキシコ政府のアドバイスをしていた都市開発プロデューサーの梅澤忠雄氏が、分析しているので、要約して紹介する。
メキシコ大地震は、船酔いがするような揺れ方であった。鉄筋コンクリート作りの建物が軒並みやられた。手抜き工事があったからではなく、耐震基準どおりにつくったが、「ある特定の波が来たために理論どうりに壊された。」と云う事になる。被害が少なかったのは朝の七時18分で、通勤前の時間帯。ラッキーな状況であった。地震波に特徴があって、東西方向に非常に強くゆれたために、ナンポク軸で建てられた建物にはダメージが大きかった。もうひとつはゆっくりした波であった。一サイクルが2秒。そういう波に弱いのは、10階建て前後の鉄筋コンクリートの建物がやられた。日本でも、日本海中部地震で、秋田沖で発生した1サイクル9秒の波が新潟に伝わって日石の石油タンクの天井が壊された。仙台東方沖の地震では、新宿の住友三角ビルだけが凄い勢いで揺れた。1サイクル4秒で、固有周期名あったため。日本人は、コンマ2秒などとか、コンマ一秒の地震を地震として意識しているが、ゆっくりした波の自身もある。
メキシコ大地震では二次災害はなかった。都市ガスがなかったから。
地盤がメキシコシティーでは問題がある。浮かぶ水上都市で、深さが8百から1200mの沖積層。手抜き工事が多い? 耐震基準もある。官公庁の建物が軒並みやられた、公団住宅も狙い撃ちであった。慢性的な不等沈下で、ゆがみが蓄積されていたか?大きな建物は、建物を構造的に切手、エキスパンション・ジョイント添えいれている。それが建物がぶつかり合って壊している。知恵が裏目に出た。
都市計画はしっかりしている。だから、二次災害は少なかった。不燃都市であった。講演がふんだんにある。日本の年と比べると見上げたものだ。
市民のボランティア活動の精神は旺盛。しかも、ボランティア活動をするとその分、所得税を巻ける旨早々に政府が発表。」
「長周期の地震の巨大構造物の破壊の関係について、2004年にNHKが前年9月26日に発生地た十勝沖地震で、苫小牧にある出光興産の精油所のタンクの二機が火災を起こした地震を題材に、「地震が巨大構造物を襲う」という番組を放映している。
被害が起きる前に対策を採ることが重要である。
当ブログが地震の対策問題を書いているのは、そもそも、緊縮財政論が誤りであって、迫り来る原油の高騰、食糧の高騰などを受けて、大規模な国家プロジェクトを提案して、経済を再生させるためである。米国が、大恐慌を乗り切るために何をしたか思い出してほしい。マンハッタンのエンパイアステートビルはなんと国策で、19ヶ月の突貫工事で完成させている。テネシー渓谷の水利開発もそうであった。意味のある公共事業を大規模に一時的な財政赤字を出しながらも行うことである。ケインズの理論である。緊縮財政論など全く根拠がない話である。埋蔵金も活用すべきである。郵政民営化で、国民資産を外国に売り渡すよりも、国民経済を活性化するために活用することが先決ではないのか。
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