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Fake Privatization 105

国土交通省に観光庁が発足するという。小泉・竹中政治の中で、外国人流入の促進策と見られているからである。小泉元総理は、空港や駅のテレビの中で、ようこそジャパンと絶叫している姿を見た人も多いだろうと思う。

驚いたのは、その観光庁長官に、郵政民営化を小泉政治の中で強力に推進して、郵政公社の理事に加わり、国際物流事業を提案して失敗した、現在観光担当の審議官を務める本保芳明氏が起用されるとの報道である。郵便小包などが、貨物事業と定義され、ユニバーサルサービスが放棄されているが、そうして政策を支持した張本人であるだけに、残念な人事である。

麻生内閣の人事としては、はじめての高級官僚人事であるが、郵政民営化論者で、しかも、国際物流という夢物語を唱えて、完敗した人物を起用しているのは、麻生内閣の人事掌握能力がなく、市場原理主義者の手にゆだねられていることがわかる。

ちなみに、総務省の審議会人事も発表されているが、これまた、小泉・竹中政治の延長線上にある人事である。郵政民営化を主張して、郵便の自由化を唱えていた銀行の頭取が座長に就任している。

ちなみに、観光は低賃金労働を招きやすい産業であり、付加価値率はそれほど高くないが、産業が空洞化している、あるいは雇用が低下している場合の救済産業となる可能性が大きい。

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