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Market Fundmentalism

当ブログが、タイの国内政治に関心を寄せているのは、新自由主義の政治経済が限界に達していることを感じているからである。タイの裁判所は、サマク首相の退任を命令したが、その理由が振るっていて、総理大臣の職にありながら、テレビ局の料理番組に2回出演して出演料をもらったことが憲法違反になるというものである。タイの国内では、サマク首相が内務大臣のときに、激しく弾圧をしたことが嫌われていることなどは承知のうえであり、裁判所は法の支配を貫徹するため、サマク首相の政府に正当性がないことを主張しているかのようである。サマク首相は、もともと大衆性を売り物にしてきた政治家であるから、番組は人気番組ではあったが、総理大臣に就任後の出演は限られていたが、ご当人はその番組出演を相当自慢していたようではある。それ以外にも総理大臣は訴えられているが、初めての判決であり、30日以内に退陣するというものである。中南米でも、70年代から市場原理主義の嵐が吹き荒れた。強権政治が行われ、独裁政治がはびこった。首都にビルは林立したが、それは表面の経済発展で、国民は二極分化するばかりで、むしろ貧困層は増大した。今、中南米では、市場原理主義政権が追放されて、各国で政権交代が進行している。タイも、そうした世界の流れのひとつに見える。タイの文化と伝統とを破壊しようとした市場主義の拝金の連中の意図も透けて見えるようであり、日本からしても対岸の火事ではない。タイでは、市場原理主義の政権は裁判所から異端の烙印を押されたのである。

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