構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Fake Privatization 112-1 | トップページ | Market Fundamentalism »

Fake Privatization 114

当ブログでもコメントをしたが、観光庁の初代長官の人事について、会員制雑誌のファクタが11月号に、「大物民間人に逃げられた観光庁長官人事のお粗末」という記事を掲載している。国土交通省の本保芳明総合観光政策審議官が初代の観光庁長官に就任したことを巡って、観光庁については当初から行政改革に逆行するとの批判があってそれを交わすために,当の本保氏を中心にして大物民間人を長官にすえることを模索していたという。ファクタ誌は、生田正治・元日本郵政公社総裁、JTB元会長、JR東海の相談役、島田晴雄・千葉消化大学学長などの名前が挙がっていたと書く。待遇面などで折り合いがつかず次々と逃げられる始末。安藤忠雄、兼高かおる、果ては中田英寿氏らに名前を借りてはどうかという声まで上がっていたという。それで長官を補佐するはずだった本保氏が長官に座ったということの顛末である。同志は、「すったもんだの末、副総裁候補だった白川方明氏を日銀総裁に起用した経緯と似て入るが、日銀総裁と異なり観光庁長官人事に国会の同意は不要だ。大臣が後退する前いに長官を決められなかったとは情けない。「省内から選ぶならマスコミに民間人抜擢を匂わせる必要はなかった」と、本保初代長官の不手際を指摘する声もある。」と書いている。

当ブログでは、既に、本保氏が、日本郵政公社理事をつとめ、国際物流事業を立ち上げようとして大失敗をしている経歴からして、全く不適切な人事であることを指摘している。市場原理主義者であり、失敗に終わった郵政民営化を、生田当時の総裁と手を携えて乗り込んで失敗した人物である。小泉・竹中政治からの路線転換をしようとしている麻生政権の最初の官僚人事が、そうした小泉一派の人物が長官になったことは皮肉であった。まさか、観光庁は小泉元総理が当時のテレビ番組や空港のテレビで、ようこそジャパンと絶叫するために作ったではないでしょうね?と疑う向きもある。全く不手際な話である。

|

« Fake Privatization 112-1 | トップページ | Market Fundamentalism »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/42867881

この記事へのトラックバック一覧です: Fake Privatization 114:

« Fake Privatization 112-1 | トップページ | Market Fundamentalism »