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Asian Heroes 2

マレーシア協会の機関紙である月刊マレーシアに、明日のアジア望見というコラムを、アジア英雄伝の著者である坪内隆彦氏が執筆しているが、第500号に、アンワールとウォルフォヴィッツの知られざる関係という記事が掲載されており、興味深い。世界銀行総裁辞任の件については、当ブログも書いたことがあるが、マレーシアとネオコンとの関係についての興味深い論考である。

概略次の通りであり、詳細は、月刊マレーシアを参照されたい。

アンワールが議長と務めていた「将来のための基金」は、アメリカから2500万ドルの援助を受けている。ブッシュ政権下での国防副長官を務めていた同氏は、シャハ・アリ・リザ(チュニジア生まれで、サウジアラビア育ち、オクスフォード大学卒業。イギリス国籍。世界銀行職員)とのスキャンダルで世銀総裁の辞任に追い込まれたが、今年に入って「国際安全諮問評議会の議長に就任している。彼女を「将来のための基金に転属するよう持ちかけていたという。http://www.foundationforfuture.org

アンワールとウォルフォウィッツとの関係は1980年代半ばからで、駐インドネシア大使を務めていたころに、東南アジアの穏健イスラム勢力の役割に着目していたと推測される。アンワールは、1983年に意文化・青年・スポーツ大臣に就任、急速に政治的な影響力を強めつつあったが、98年に失脚。ネオコンはマハティール政権批判の先頭に立った。アンワールは、2004年釈放後オックスフォード大学聖アンソニー校教授職、ウォルフォウィッツが学長を務めていたジョンズ・ホプキンズ大学の客員フェローなどに就任している。

結語としては、「アンワールが権力を握ったとき、マレーシアは新自由主義を導入し、国家政策の根幹プミプトラ政策を放棄することになるだろう。」と書いている。

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