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Corrupt Postal Privatization 91

産経新聞の2月16日の電子版に、料亭政治について解説する記事が載っている。政治家の隠れ家はここだという題で、小泉内閣が成立する、すなわち、橋本、小泉、亀井静香で争ったときの総裁選で、亀井議員が総裁選辞退をしたが、小泉内閣成立の前夜の話を書いてあり、興味深い。舞台は赤坂の外松という料亭である。http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080216/plc0802161732002-n1.htm


「政治家の隠れ家はここだ
 ■外松(東京都港区赤坂)

 赤坂の一ツ木通りからコロンビア通りへと抜ける暗い道沿いにある、政界ではかなり有名な高級料亭。(中略)

 外松は政局の節目節目で、その後の政治の流れの行方を決める重大な場面の舞台となってきた。

 平成13年4月24日、自民党総裁選で小泉純一郎氏が地滑り的大勝利を収めた日の夜のことだ。外松の大広間では、総裁選の本投票直前に小泉氏支持に回って出馬を辞退した当時の亀井静香政調会長(現在、国民新党代表代行)の慰労会が開かれていた。集まっていたのは亀井氏が所属する江藤・亀井派の面々。そこに同派所属の平沼赳夫経済産業相から電話がかかってきた。

平沼氏は「小泉さんから政調会長をやれと言われた」と用件を伝えた。つまり、自民党総裁に就任した小泉氏は、亀井氏を政調会長ポストからはずし、平沼氏を起用するという党役員人事を断行しようとしたわけである。亀井氏は案外さばさばした口調で、「いいじゃないか。受けろよ」と返事をした。だが、亀井氏の隣席にいた派閥会長の江藤隆美元総務庁長官は激怒した。亀井氏から受話器を受け取った江藤氏は、「何だと思ってるんだ。一本釣りは絶対許さん。亀井がだめなら平沼でなんて絶対に受け入れられない」と怒鳴った。江藤氏は、派閥の結束を維持するためにも、主要ポストの人事については、小泉氏と相談の上で決めることにしていた。にもかかわらず、派閥会長の頭越しに派内に手を突っ込み、平沼氏本人を一本釣りしようとした小泉氏のやり方が許せなかったのだ。

 この一件で、平沼氏は政調会長就任を逃すことになる。代わりにこのポストに就いたのは麻生太郎氏である。そして、平沼氏は平成17年9月、小泉氏が仕掛けた郵政民営化の是非を問う衆院選をきっかけに、亀井氏らとともに自民党を離党することになる。

 外松をよく利用する政治家として、まず名前が挙がるのは亀井氏だろう。意外に憎めない」との評も。(中略)

また、森喜朗元首相も首相在任中6回も外松を利用した。だが、そのうちの5回は亀井氏らが会談相手だ。

 (後略)」

 料亭政治がどんなことか興味深い記事であるが、それよりも民営化された日本郵政の銀行関係から天上がりした重役が、外資系企業の接待を、この政治家の隠れ家で頻繁に行っている?受けている?との噂を聞くからである。料亭政治に関心が失せて、居酒屋政治に劣化?しつつあるなかで、そうした一流の料亭が、外資企業など、市場原理主義の民間人権力者の隠れ家になっていくのが興味深いところである。日本郵政の幹部役員の交際費、接待費の実態なども情報公開を求めて、少なくともこの有名料亭の領収書でも明らかになれば、かんぽの宿の売却の裏話などの疑惑解明の糸口になるのかも知れない。身銭を切って酒を飲む人に悪人はいないから、逆に公費で飲んでいれば、悪人であり、その点政治家が、自分のカネで支出して飲み食いしているのであればそれは善人とまでは言わなくとも、少なくとも悪人ではない証拠となるが。

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