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日ロ関係については、北海道新聞が、積極的に報道を続けているが、小泉前首相のロシア訪問について、次のような報道があった。もし事実とすれば、国を売りかねない発言であり、北方4島を日本固有の領土として返還要求する日本の国是から離れるものである。そもそも、日本と旧ソ連との戦争は、大東亜戦争とは異なる。日本は戦争に負けたが、大東亜戦争では、イギリスやオランダや、アメリカと言った、帝国主義国との戦争であるが、旧ソ連との間では、日ソ中立不可侵条約があり、日本に攻め込んだのは旧ソ連の方である。英米蘭が、日本の戦争を侵略と主張するのは、そうした戦争であるから当然だとは思うが、旧ソ連との関係では侵略したのは、モスクワのスターリンの方である。日本が負けて、樺太を手放し、千島を手放した。樺太は、元々、日ロ混在の地であったが、それを、明治の時に、日本側が千島をとり、ロシア側が、樺太をとることで、国境を確定している。当時は、樺太に石油や天然ガスがあることは知られていなかったし、千島の方が漁業資源があり、ウラジオストックなどの海軍を見た場合に、島の連なりの方が重要だと考えられたのかもしれない。日露戦争後に、樺太の南半分を日本に割譲することをポーツマス条約で決めている。いわゆる北方4島すらも日本固有の領土と認めないことは、強欲の論理でしかない。それを、小泉という元首相の政治家が、その半分でもいい案などとロシア側におもねる発言したのであれば、君、国売りたもうなかれと、叫ばなければならない。明治の頃に戻って、日ロで、樺太は全部ロシア、千島は日本と簡単にならないものだろうかとも思うほどであるから、押し込められて、歯舞色丹だけなどとは、口が裂けても行ってはならない話である。

「北方4島をそれぞれ日ロで折半 小泉元首相「注目すべき案」2月21日北海道新聞 【モスクワ20日加藤雅毅】ロシアのワレーリー・ズボフ下院議員は二十日、小泉純一郎元首相が先のモスクワ訪問の際、北方領土問題に関し、四島をそれぞれ日ロが折半するとの案に「注目すべきだ」と語ったことを明らかにした。首相在任中に四島返還を訴えた元首相の「柔軟姿勢」は、国内で論議を呼ぶ可能性もある。

 ズボフ氏が北海道新聞の電話取材に答えた。小泉氏は十七日にモスクワでロシア有識者との非公開会議に出席。ズボフ氏が四島それぞれを折半する案を説明したところ、ズボフ氏に「私たちは今、立ち往生している。この提案は実らないかもしれないが、新しい提案なので注目すべきだ」と語ったという。

 小泉氏は十八日の記者会見でも「領土問題の進展が見られないのは残念だ。両国がこれは妥当な線だろうという形でないと、なかなかまとまらない。何か知恵がないものか」と述べた。

 ズボフ氏は一九九七年、当時の橋本龍太郎首相とエリツィン大統領との「クラスノヤルスク会談」の際のクラスノヤルスク州知事。それ以降、北方領土問題について関心を持ってきたという。現在は第二与党の「公正なロシア」に所属している。

 小泉氏は顧問を務める国際公共政策研究センターによる学術交流の一環で、十四日から十九日までモスクワを訪問。現地の研究機関などと意見交換した。

 麻生太郎首相は十八日にサハリン州でロシアのメドベージェフ大統領との首脳会談後、「ロシアは二島、日本は四島(との主張)では進展はない」と発言した。」(つづく)

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