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Corrupt Postal Privatization 122

かんぽ生命保険会社は、中間決算で、業績予想を超える247億円の決算であるから、数字の上では好成績であるが、公社時代からの業績と比較すると、民営化後は、保有契約件数が441万件、年金保険の契約件数も39万件も減少している。法人向け商品の受託販売などを手がけているが、これまた約400件の件数に留まっている。がん保険などの新商品を売り出すことも検討しているようであるが、外国の保険業界からも圧力があり予断を許さない状況である。外国に簡保資金が流出ことが懸念される中で、外国生保が、日本のかんぽがダイダン分野に進出することに反対するというのは、皮肉な状況を通り越して、内政干渉が過ぎるような状態である。米国は、オバマ政権になって、国民皆保険制度をようやく目指しているから、当然そうした外圧に屈するべきではない。

郵政民営化後、コピー機などの事務機械が、リース会社を通して大量に調達配布されたなどとのきな臭い話も聞くところであり、概況として述べれば、本業は、低迷しており、不動産業務ばかりに熱心に取り組んでいるという状況が読み取れるところである。携帯電話の5万台の発注があり、その会社の重役が、日本郵政にはいり、今年になってからは固定電話に至るまで、5万台のその会社への変更などとの話は、心地よい話ではなく、私物化のことではないかと耳を疑うところである。

以上、郵政三事業の実態と業績を見るにつけ、完全に郵政民営化は失敗したと結論づけるべきであろう。

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