構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Corrupt Postal Privatization 97 | トップページ | Corrupt Postal Privatization 99 »

Corrupt Postal Privatization 98

日刊ゲンダイという駅売りの新聞がある。東京の地下鉄などの売店でうっているから、もちろん地方都市ではほとんど入手できない。多少センセーショナルな所があり、タブロイドとでも外国であれば呼ぶような内容であるが、批判的な内容であるが、事実を外しているわけでもない。そこに、民営郵政の幹部の宿舎をめぐるスキャンダルがのっていると、知人から紹介されていたが、昨日は買い漏らしてしまった。今日朝方、ネットを探していたら、さすがにその内容を紹介するところがあった。天網恢々疎にして漏らさずであるが、ずさんと言うよりは、もう不正な内容である。腐敗である。

http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-500.html追求第10弾、「かんぽの宿」~まだある不透明癒着、日本郵政・西川社長の懐刀に三井住友銀行が社宅提供との題がついている。

日本郵政には「チーム西川」といわれるやり手グループが存在する。横山邦男専務執行役、後藤英夫秘書室長。さらに経営企画部の百留一浩次長、奥村真次長である。三井住友銀行頭取だった西川善文社長が古巣から引っ張ってきた精鋭部隊だ。

彼らは銀行に辞表を出して日本郵政に移った。当たり前の話だ。傘下にゆうちょ銀がぶら下がる日本郵政は銀行の最大ライバルなのである。ところが、本紙の調べで、意外な事実が判明した。「チーム西川」の筆頭格で、西川社長の側近中の側近、横山氏はいまも三井住友銀行の社宅に堂々と住んでいるのである。

ライバル会社に“便宜供与”の怪しい関係
原町
横山氏が住むのは、新宿区原町に立つマンション。
写真のように高級感あふれる造りだ。周辺の不動産屋に聞いてみた。
「このマンションは2駅(東西線の早稲田駅と大江戸線の若松河田駅)の利用が可能で、しかも静かな高台の一等地にあります。民間のマンションであれば、家賃20万円は下りません」
日本郵政によると、「家賃は三井住友銀行に支払っており、額は同行の他の行員と同水準」だという。つまり、社宅並みの破格の家賃で、横山氏は都内一等地に住み続けていることになるのである。これは三井住友銀行による便宜供与なのではないか。



金融関係者もこう言うのだ。
日本郵政グループのゆうちょ銀行は、三井住友銀行と競合関係。かつての出身銀行とはいえ、競合他社の社員に取り囲まれて住むのは不自然だし、情報漏洩(ろうえい)の恐れもあるでしょう。それでなくても、オリックスと日本郵政の不自然な商売がクローズアップされているさなかです。社宅提供の見返りに何があるのか。三井住友銀行にプラスになる施策を日本郵政グループはしているのではないか。国民がこんな疑念を抱いても不思議はありません」

三井住友銀行はどう言うか。
「横山氏は、郵政民営化という国家的プロジェクトの推進に際し、人的協力要請があり、お手伝いさせていただいている。協力は民営化移行のめどがついた段階で銀行へ復帰することを前提にしたものであり、形式上は当行を退職しているが、実質的には出向である。従って社宅の継続入居は便宜供与に当たらない」
日本郵政も同じ理由で「便宜供与疑惑」を否定。守秘義務があることを理由に情報漏洩の恐れもないと回答した。

しかし、横山氏は銀行を退職し、給料も日本郵政が出している以上、“実質的に出向”という言い訳は苦しい。かんぽの宿もそうだが、郵政民営化には、こうした怪しい話がゴマンとあるのだ。

郵政民営化とは、外資も含めた民間による巨大利権の分捕り合戦のようなものだ。かんぽの宿は氷山の一角で、日本郵政の不動産は総額2兆7000億円、ゆうちょ銀行の総資産は209兆円もある。一部の民間企業だけがいい思いをするのは許されないし、不透明な癒着があってはならない。

(日刊ゲンダイ 2009/03/02 掲載)

「民営化移行のめどがついた段階で銀行へ復帰する」というが、なぜ復帰する必要があるのか?これじゃゆうちょ銀行の情報は筒抜けと疑われても仕方がない。三井住友銀行ゆうちょ銀行とは一心同体の関係になっていくことも考えられるのでは…?」

|

« Corrupt Postal Privatization 97 | トップページ | Corrupt Postal Privatization 99 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/44233084

この記事へのトラックバック一覧です: Corrupt Postal Privatization 98:

« Corrupt Postal Privatization 97 | トップページ | Corrupt Postal Privatization 99 »