構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Turmoil in Thailand

タイの争乱が続いているが、基本的には、市場原理主義による拝金勢力の挑発とこれに対するタイ国民のの自立自尊の戦いである。華僑でもあるタクシン元首相は、亡命先の北京から、「革命」を呼びかけている。テレビで見たが、観光地パタヤのホテルの窓ガラスを蹴破るやり方は、どうにもタイ人のやり方ではない。北京とおそらく西欧の旧植民地勢力が、争乱の背後にあるものと考えられる。タイの国軍は幸いにして、反タクシンの側にあるが、できる限りの無血の争乱鎮圧の手法を慎重に取っていくものと考えられるが、従来と異なるのは、タクシン側に、王統の批判があることであり、電話によるタクシン元首相の呼びかけに、前述のように「革命」の言葉が使われているのは、従来のタイにおける反乱とは質的に異なるものがある。反タクシンの黄色は、王室の色である。タクシン派の色は、赤色中国の色とは考えられないだろうか。日本からすれば、タイの争乱は決して対岸の火事ではない。市場原理主義で、グローバリゼーションの外国勢力と結託して巨万の富を手中に入れた経済人が、権威を中傷しようとすることは決して、日本といえども例外ではなかった。文化や伝統が、経済の力で、左右できるとの錯覚を得る可能性がある。ホリエモンが、カネで愛情も変えると豪語したことと同様であり、格差社会を作り出し、その被害者が、小泉・竹中政治を熱狂的に支持したのと同様な劇場政治の現象である。タクシンはメディア王でもあり、テレビ局や通信会社を支配していたから、政治宣伝能力においても長けている。しかし、タイは英明の君主をいただいており、天才的な外交能力を駆使して、文字通りの綱渡りをも辞さないで、国難を克服してきた。アジアで独立を保ったのは、日本とタイだけであることは特筆してもよい。今回も、タイ国内の外国勢力が異常に肥大化している気味はあるが、仏教国としての慈悲と寛容をもって、ほほえみの国タイ、自由の国タイを漸次回復していくものと確信している。日本は、外国勢力の介入を排除しつつ、自立自尊の国造りを目指すタイ国支持すべきであろう。こうした争乱は、市場原理主義の思想がお得意とするところであり、何ら不思議なことではなく、中南米では日常茶飯事に行われたという前例があることは、もう読者の皆様にはお気づきのことと思う。

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