構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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Corrupt Postal Privatization 86

http://022.holidayblog.jp/?p=4574

上記は、芸能ジャーナリスト渡邉裕二のぎょうかいヘッドロックというサイトへのリンクである。ロンドンのインディペンデントという新聞の東京特派員の記者の方が書いた記事を紹介している。その部分を引用する。ご参考まで。

[●4年前、総選挙の争点で小泉純一郎元首相は「郵政民営化」を明確に打ち出した ●もっとも当時の世論調査を見る限り、国民は「郵政民営化」を争点にしていなかったが、小泉元首相の支持率は急上昇した ●私から見て、これは日本の奇妙な現象だった ●正直に言って、私は小泉元首相や当時、総務相だった竹中平蔵氏の主張した「郵政民営化」には反対だった ●かつて私は英国に住んでいた時、サッシャー元首相が推し進めた公共事業の民営化によって悲惨な状況になったことを目の当たりにしていたからだ ●私に限らず英国人は、民営化の悲惨さを身にしみて、実感しているはずです ●その悲惨な状況が、今度は小泉元首相によって日本でも起きようとしている――と、私は思った ●あの当時「郵政民営化」は、主に300兆円以上もあるという郵貯問題を挙げていた ●しかし、結局は郵便事業全体の見直しになっていった ●基本的に民営化されると、内部では解雇やリストラが進み、その分野での経験者が少なくなる ●しかも、雇用では職員の出入りが激しくなり訓練された人も少なくなる ●当然、コスト削減から1人ひとりの仕事量も増え対応も悪くなる。精神面においても民営化されると職員は、自らの立場に対してプライドが失われる可能性もあり、仕事へのモチベーションも下がってくるでしょう ●私は、日本に住んでいて「素晴らしい」と思ってきたのが、ユニバーサル・サービスの「郵便局」なんです ●私はアイルランドの出身ですが、母国の家族からの手紙は1週間以内に届く ●このスピードは世界でもトップクラスでしょう ●日本の郵便局は、世界中で最もスピーディーなんです ●しかし、民営化された英国では、対応も悪ければスピードも遅い ●日本の郵便局とは雲泥の差です ●こういった利点を何故、小泉元首相は改革したがり、国民は支持するのか、私には全く理解出来ませんでした ●JR(国鉄)、NTT(電電公社)は民営化して成功した――と言いますが、民営化したことによる影響は知らず知らずのうちに出ていたと思う ●何年か前のJR西日本・福知山線の脱線事故も、結果的には民営化が引き起こした事故だと思う ●何故なら民営化の基本はコストダウンであり、利益を出すことが重要になってくるからです ●しかもJRも、利益が出なくなれば廃線されています ●NTTにしても携帯電話の普及で公衆電話を廃止しています ●しかし、大地震が来た時には携帯電話が使えなくなることは確実です ●緊急の時に気づいたら公衆電話もないのです ●郵便局も民営化されれば必然的に全国一律のユニバーサル・サービスは見直されているでしょう ●地方都市にとっては致命的になるはずです ●しかも、日本の場合は、例え民営化しても、何かと規制をしようとする ●役人の天下り先にもなっている ●そうなったら、民営化しても何もよくならないことは明白です ●小泉元首相の改革というのは、弱い人――老人や貧しい人、田舎や過疎地域に住んでいる人に大打撃を与えるものだった ●日本人の多くの人が改革を望んでいることは分かりますが、改革によって、さらに悲惨なシステムを作り上げようとしているようにしか見えません ●従来のシステムを否定して破壊してしまうのではなく、1つひとつを点検して悪い部分だけを改革するべきです ●現在の日本は「古い日本」と「新しい日本」の戦いとなっています ●その中で、小泉元首相は「新しい日本」の象徴だったのかもしれませんが、私から見ると、小泉元首相は「新しい日本」というより「ダメな日本」の象徴としか映りません ●その小泉元首相を多くの国民が支持をした…今でも支持する人が多い ●まさに日本の摩訶不思議です。]

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