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Martket Fundamentalism is Dead 10

去年の5月15日であった。ホテルニューオータニで、元参議院議員の村上正邦先生を送る会があった。先生は、同日、東京高検に出頭し、収監された。現在、栃木県喜連川の社会復帰センターなる名前の刑務所におられる。

平成8年の1月25日参議院の本会議でした「ものづくり大学の推進」についての、村上先生の代表質問が、KSDの古関氏の要請に基づくものであり、その代表質問の見返りとして、KSDは平成8年6月以降の村上議員の個人事務所の賃料の負担をし、さらに同年10月に衆議院選挙の直前に5000万円を提供した、というのが収賄刑事事件の中身である。そもそも自民党を代表して行う代表質問の内容が一個人の個人的な要請に基づくものである、という認定自体がおかしい。代表質問の具体的内容についての依頼が明確でないのに、あたかも、ものづくり大学について代表質問で取り上げてほしいと具体的に依頼があった、という認定がおかしい。古閑氏は、取り調べ検察官が求めるとおりの供述をしたものであって、何らの「請諾」もしていない、捜査段階や一審での証言は間違いである、とそれまでの証言を覆すに至っている。古関氏は既に亡くなっている。

村上先生を送る会が開催されてあっという間の一年である。しかし、その間、世界を破壊した市場原理主義は崩壊して、その残党は今なお跋扈しているものの、遠吠えのような状況になってきている。村上先生を実刑におとしめた、日本を破壊しようとした拝金の闇の勢力に光が当たり、大和ごころがまもなく回復してきてくる気が感じられる。先生の逆境の中でのご精励と、ご健康を心から祈願するところである。先生の事務所に掲げられた、谷口雅春先生の達筆の流麗な書を見るにつけ、日本が権威と権力とが別れていることに幸いを感じる者であり、その腐敗した権力には、いつかは権威からの鉄槌が下ることをも信じて疑わない。万民を幸せにする権威に裏打ちされた政治に正統性があるのであって、選民思想で拝金の新自由主義は実は目くらましの異端に過ぎないことを主張することがいよいよ重要となっている時期である。当ブログも全く微力ではあるが、大海に投じる「一滴」の矜恃を持ち続けたい。

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