構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Market Fundamentalism is Dead 11 | トップページ | Restoration of Japan 6 »

Restoration of Japan 5

財源はいくらでもある

ここまで、「平成不況」から脱却するための処方箋を提示してきたが、こうした財政支出をするための財源はどこにあるのか。実は、政府にも民間にも財源はいくらでもあるのだ。財務省は「日本は八三八兆円もの債務を抱えており、これはGDP日一六〇%にも昇る危機的な金額だ」と財政危機を煽っている。ところが日本は世界一の金融資産を持つ債権国である。財政はどの国でも「純債務で見るべきであり、とくににほんせいふはGDPを上回る金融資産(特別会計にある)を保有しているから、純債務で見ないと実態がわからない。07年末現在で「粗債務」は八三八兆円、「金融資産」は五四九兆円で、「純債務」は二八九兆円に過ぎない。これは名目GDP比で五二%程度であって、ユーロ地域並である。海外の経済学者や金融関係者で日本が財政危機だと思っている人はいない。

日本経済を活性化させ、税収が増える経済にするには、名目GDP成長率を毎年四~五%に引き上げる必要がある‥それには政府が緊縮財政をやめて、積極財政政策に転換し、財政支出の重点を投資項目に集中させることだ。過去に経験から見て、これ以外に税収を増加させて財政赤字を縮小する路は絶対にあり得ない。そのための財政支出の財源を次のように考えたい。(つづく)

|

« Market Fundamentalism is Dead 11 | トップページ | Restoration of Japan 6 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/45021696

この記事へのトラックバック一覧です: Restoration of Japan 5:

« Market Fundamentalism is Dead 11 | トップページ | Restoration of Japan 6 »