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Perseverence 21

臥薪嘗胆のコラムの転載。国会の参考人して意見陳述をしたジャーナリスト町田徹氏に対する日本郵政の言論弾圧事件についての論評である。

町田徹氏の闘い              2009.4.15

去る3月17日衆議院総務委員会において、かんぽの宿問題に関して3人の参考人からの意見陳述と質疑が行われた。その中の一人フリージャーナリストの町田徹氏の発言やその後の展開は、かなり衝撃的であった。

 氏は、かんぽの宿の売却経緯の疑問点、担当専務がいまだに出身母体の銀行の社宅に住み続けている点の不透明さ、ゆうちょ銀行のクレジットカード業務の提携先を、あえてそれまで殆ど実績のなかった出身母体の銀行系のカードに抜擢変更した点の不可解さなどについて言及し、今後の委員会の積極的対応を要請した。

その後、当日町田氏が使用した説明資料について、日本郵政が謝罪訂正を要求する内容証明を氏に送付したことから、事態はさらに紛糾した。なぜなら、その資料は、総務委員会の委員に限定して配布されたものだったからだ。日本郵政側は、資料の入手元を国会で追及されても答えられず、結局謝罪訂正要求も引っ込めざるを得なくなった。

町田氏は、郵政問題のみならず政治経済の広範な問題について、各種のメディアに積極的に意見を述べている。「ダイヤモンド・オンライン」においても、特に郵政問題について、これまでも以下のような題名の記事を書いている。『ゆうちょ銀行社長のグレー人事に、国会でも疑惑追及 2008627日』『出来レースの温床となる懸念も。「かんぽの宿」売却で表面化した郵政民営化の問題点 2009116日』『「かんぽの宿」情報開示拒む郵政に、メルパルクや宅配でも不透明の指摘 200926日』『専務が三井住友銀行の社宅住まい 日本郵政に持ち上がる新疑惑 2009313日』『あの西川郵政社長が「国会の権威」に挑戦 「参考人」制度が揺らぎかねない大事に 2009410日』。今後とも町田氏の取材活動からは目が離せない。

ところで、参議院でも同様に47日に参考人質疑が行われた。今やこれらすべての委員会審議をネットで見ることが出来る時代だが、見る方も時間がかかるし、マスコミもすべてを取り上げない。本紙は今後、郵政問題に関する参考人意見の要旨なども詳細報道すべきではないか。

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