構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

« Analysis | トップページ | Karate-Shitoryu and its founder »

Bulletin

Photo

亀井静香郵政・金融担当相は11日正午過ぎから、日本外国特派員協会で講演した。

 同相が代表を務める国民新党は10日、2010年度予算に対して規模は95兆円をひとつの目安とする考え方をまとめて、同相は「外需が現在、期待できない状況。わが国政府ができるのは内需を拡大することに当面、力を入れることしかない」「地方活性化、科学技術の振興、産業の振興など思い切って国が助成するべきだ」として、電線の地中化、下水道の整備などを例に挙げた。この上で「来年度当初予算で95兆円を下回る予算を組めば、麻生時代よりも経済が悪くなる」と述べた。

 財源の議論にも言及して、財源の議論は、「財務省が予算のために言うたわごとだ」として、財務省は「単年度均衡という『入るをもっていずるを制す』と主張し続ける役所であり、ポイントは財務省のくびきから脱せられるかどうかだ」と述べて、財務省の均衡財政論を批判した。

 財源は「国債を一時的に増やす。右のポケットから左のポケットに移す処置であり、特別会計で20ないし30兆円の財源はあっという間に出てくる」

 郵政事業の見直しでは「地域の人ためにどう使えるか、産業資金としてどう使えるか。既存の金融機関の民業圧迫が起きないような調整も既に始めている。外国への投資なども含めて、幅広い運用を考えたい」とした。「残念ながら、今のゆうちょ銀行は運用のノウハウをもっていない。そのままで幅広い運用やらせると大きなやけどを負う」との認識を述べ「そういうこと含め難しい課題だが、従来のような国債の受け皿でない展開をしたい」と語った。

 一方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、連立を組む社民党が現行計画に反対姿勢を示していることに言及し「少なくても、年内に強行していく、期限を切ってやるということになれば、政権から離脱する選択は非常に高いだろう」と述べた。「社民党が(連立から)外れたら、鳩山政権は政権として存在するのが非常に難しいことは、聡明なアメリカ政府は分かっているはず。直ちに解決してくれというのは、本心ではないだろう」との見方を示した。この上で「13年間かかって決着できなかったことが、新政権に変わり、しかも政権基盤が3党連立ということである以上、本来2、3カ月の短期間で解決できるわけがない」とした。

また、「私は金融の門外漢なのに、亀井に委ねようと役をつけてくれた」と、鳩山首相との信頼関係を強調して、「連立政権であるから、民主党が来年の参院選で大勝することを祈るが、今の経済状況に対応しないと、いくら選挙対策をしても“権兵衛が種まけばカラスが後からほじくる”事態になる」と、小沢民主党幹事長に忠言したという。

 民主党がマニフェストに掲げた子ども手当のあり方にも触れ「子ども手当に反対するつもりはない。特に、生活に困っている人たちの子育てを支援するのは当たり前だ」としながら。「子ども手当を所得制限せずにやるのは問題がある。鳩山首相の孫が受け取ることが適当かどうか」「所得制限をしないのは問題だと思う」と述べた。

会場は満員の状況で、日頃の会見の場所よりも広いホールを用いて行われた。盛況であった。金融庁の記者クラブの会見に加えて、フリーのジャーナリストに、時間を配分して開放して対応していることについても、コメントがあった。

 

人気ブログランキングへ

|

« Analysis | トップページ | Karate-Shitoryu and its founder »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/209267/47011844

この記事へのトラックバック一覧です: Bulletin:

« Analysis | トップページ | Karate-Shitoryu and its founder »