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Cowardice

城内実衆議院議員のブログに、今日の衆議院本会議における郵政株式凍結法案の採決についてのコメントが掲載されている。

http://www.m-kiuchi.com/2009/12/01/yuseimineikabaikokuhouannominaoshi/

以下引用する。

「本日午後1時から本会議。緊急動議があり、郵政民営化見直し法案(郵政株式売却凍結法案)の採決があり、わが無所属「野党」の平沼グループ(「国益と国民の生活を守る会」)三名は与党の民主党、国民新党、社民党の三党とともに賛成した。われわれは、いかなる勢力に対しても、ぶれずに、こびずに、投げ出さずに、今後とも国民の視点で是々非々で対応する。
 今回残念なのは、旧与党の自民党だけが本会議に全員欠席したことであった。公明党とみんなの党は出席した上で反対した。これなら分かる。
 自民党の態度はいかがなものかと思う。自民党からも、法案の中身が国益と国民の生活を守るまっとうなだけに、党利党略だけで反対するのは良心の呵責を覚える、という方も何人かいらした(名前は公表できない)。したがって、本会議で造反者がでるとの予測もあった。しかし、結果として全員欠席した。逃げたのである。
 反対なら堂々と出席して公明党やみんなの党のように反対すれば良いと思うのだが。それすらできないであいまいな態度をとって逃げるようでは、自民党は永久に政権につけないのではないかと感じた。私は過去三回の選挙はすべて無所属で戦ったが、ほんの一時期与党自民党の衆議院議員であっただけに、このような信念のない野党自民党のボイコット作戦にかつての国民政党、責任政党の自民党とはほど遠い異質なものを感じる。
 自民党をぶっこわすと高らかに宣言された、小泉純一郎元総理はどのように感じてらっしゃるのであろうか。」

全員逃げたわけである。造反者はひとりも出なかった。郵政民営化見直しに期待をかけて、直近の衆議院総選挙では、造反して除名となった経験のある復党組の候補者に対して、郵便局長会など応援した団体もあったのであるが、支持者の期待は無視されたようである。考えようによっては、逆の踏み絵を踏まされて、また踏んでしまったことだから、支持者を、またもや裏切ったことになる。もともと、勇気のない政治家であったとあきらめてしまえば、恨みも残らず、一介の義理は果たしたわけだから、さらりと支援しなければ良いだけのことである。さばさばした気になれるような幕切れであった。しかし、それにしても自民党の見識のなさには驚いた。全員欠席して逃げたのである。強行採決ならぬ、全員逃亡の不思議と不見識である。保守政党ではなくなった。国民政党、責任政党の意識すら失ったようである。今こそ、自立・自尊の日本を追求しなければならない転換の時代の大事な時期に、市場原理主義と言う魔物に金縛りになっているのだろうか。

無所属で当選してきた城内実氏は、自らの所属を無所属「野党」と書いてあるのは、興味深い。ご活躍と大成を祈る次第である。

英語で、In unanimity, there always is a cowardice. と言うが、全員一致とは、全体主義の世界で、勇気のなさを言うことだと言うことがよく分かる政治劇であった。

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