構造改革、民営化、市場原理主義の虚妄から、マインドコントロールを解くための参考図書館

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New Economics

市場原理主義の暴風が去った現在、あらたな経済学が構築されなければならないが、我が意を得たりの対談集が出版された。始まっている未来、(宇沢弘文教授と内橋克人氏の対談集、岩波書店)である。一気に読むことが出来た本である。市場原理主義の虚無と対決して生きるための希望の書である。

後書きに「なにが変わり、何を変えさせるべきなのか。目指す進路は本書に示し尽くされていると。」と大上段に内橋克人氏が書いているが、違和感を感じないどころか、新しい日本の世界の方向を見据える希望を与える、圧倒させる内容の書である。宇沢先生の所説は、日本に留まらず、市場原理主義の発祥の地となっていたシカゴ大学のフリードマンの近くにいた経験もあり、世界的な広がりの中での発言である。「本書は、「失われた20年」を通じて、「改革者」を名乗った学究社たちの正体をも遠慮なく暴き出した。」

「小泉構造改革というトリックとレトリックの波にすいすいと乗り、私たちの社会に「圧縮された新自由主義」を持ち込んだ人々によって、国民生活は速いテンポで破壊され、新しい格差と貧困、社会的排除が常の世となった。いま、彼らに去ってもらわなければならない。」

左のブログ図書館に紹介するので、是非、当ブログの皆様にご一読を薦める。182ページの小型の本であるが、凝縮された内容であり、当ブログの筆者としては、これほど、市場原理主義の虚妄について深く分析された類書を見たことはない。日本全国の県庁所在地あたりの本屋さんでは入手が容易であるかも知れないが、まま、岩波本は入手が難しい場合もあるかも知れないので、その時は、通信販売で購入する便宜を図ることにしたい。定価は、1400円+税である。(左側の参考図書館の、本の表紙の写真をクリックすると本の通信販売をしているアマゾン社のサイトにつながる。)

当ブログの読者の皆様に、重ねて、始まっている未来、岩波書店刊のご一読を薦める。

追伸であるが、当ブログへのアクセスが、昨日から激増している。昨日は、1日だけで1524人の方が、当ブログを読んで戴き、1日のアクセス数が、4651となった。多くの方々に、雑文を読んで戴き感謝する。また、ご叱正と激励を得たく、コメントを頂戴できれば幸いである。ブログという、ささやかな自己表現の世界ではあり、葦の随から天空を眺めているようなものかも知れないが、全国のみならず世界各地の同志と意志を疎通させることが出来る。当ブログの記事を援用して戴いたブログのお陰で、アクセス数が増大していることを承知している。励みになる。感謝する。

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