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North Korea

いよいよ米国の北朝鮮外交が動き出した。報道によれば、「米国務省は3日、北朝鮮との協議で平壌を訪れるボズワース北朝鮮担当特別代表の訪朝計画の概要を明らかにした。米政府代表団はホワイトハウスの米国家安全保障会議(NSC)と国務省、国防総省で構成され、平壌には8日から10日まで滞在する。訪朝後は10日に韓国、11日に中国、12日に日本、13日にロシアの順に6カ国協議の参加国を訪問する。12日に来日する。米国務省からは6カ国協議の米首席代表を務めるソン・キム担当特使が同行。北朝鮮への金融制裁を担当する財務省は代表団に加わらない。ボズワース氏らは今週末に米国を出発し、8日に空路で平壌に入る予定だとの報道である。当ブログは、グレゴリー・ヘンダーソン先生のことを思い出す。ヘンダーソン先生は、ボスワース代表の務めるフレッチャー外交国際法大学院の教授をしておられた。

いずれにしても、冷戦という東西対立の中で、日本は旧宗主国であるから、朝鮮半島の平和と安定のために一肌もふた肌も脱ぐ必要がある。アメリカの特使は、平壌から、北京に飛ぶ。本当に、北京が第二の訪問地と成って良いのか。世界は固唾を呑んで、日本の動きに注目していると思うが、自立自尊の外交に転じつつある現在である。当ブログの読者の皆様と共に、アジアの安定の為に微力を尽くして、考えて行動したいものである。

ヘンダーソン先生のについて、こんなことを以前に書いた。

「金大中事件の調査報告がやっと韓国で出されたという。白昼、東京都内のホテルから韓国の情報機関が拉致した事件である。日本の主権を侵害した事件である。

アメリカで、迅速に行動を起こし、韓国情報機関が実行した事件であることをいち早く証言した、人物が、ヘンダーソン先生である。先生は不慮の事故でお亡くなりになったが、その弔意の記事が、いまだに、ニューヨークタイムスのデータで残っている。

http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=940DE7DA103AF93BA25753C1A96E948260

それにしても、金大中事件が韓国政府機関が日本国内で起こしたという事実を隠蔽することはできない。時効もないはずである。断固、韓国政府の謝罪、あるいは原状回復など、場合によっては実行犯の引渡しなどを求めるべきである。北朝鮮の拉致問題と同様の国家主権の侵害である。日本人の拉致はもっと罪が重いが。外務省は、しっかりと対応してほしい。うやむやにしてはならない。もはや、歴史に事実を刻むべきときなのだ。時間がとうとうと流れた。事実を認識する方が、本当の日韓の友好につながる。なあなあの付き合いなどもうやめたほうがいい。

ヘンダーソン先生は、名著、The Politics of Vortexをあらわした。(邦訳もサイマル出版会から出版されていた。)韓国の渦巻き型の政治構造について述べた、韓国政治を知るための古典となっている。韓国の文化に詳しかった。しかし、韓国政府は、ヘンダーソン先生を、文化財を持ち出したと非難するばかりだった。ラングーンで爆殺された、漢・大統領秘書室長等とは、本当に親しくしていた、文化人だった。ボストンブラーミンの一人だったのかもしれない。

韓国の関係者の証言も、ヘンダーソン先生の関与を証言している。

http://jeongsamo.net/ryu_r27_04.html

当ブログは、令夫人のご逝去の報をみて、次の記事も当ブログに掲載した。

グレゴリーヘンダーソン先生については、当ブログは、金大中氏の東京のホテルから白昼に誘拐拉致した事件に関連して書いた。朝鮮の焼き物や美術について造詣が深い人であったが、勿論、その著書、Vortex of Koreaは、邦訳もされているし、依然として朝鮮半島の政治文化についての名著である。

ヘンダーソン夫人が、昨年(2007年)の12月14日に逝去されている記事をたまたま見つけたので、当ブログに掲載して、ご冥福を祈ることとしたい。

「MAIA-CHRISTINE VON MAGNUS HENDERSON, died at Lawrence Memorial Hostpital in Medford Massachusetts, on 14 December 2007 after a brief illness. She was born in Berlin, Germany, in 1923, where she studied art at the Hochschule der Kuenste. In the early 1950s、she met Gregory Henderson(1922-1988), a U.S. foreign service officer then stationed Berlin. In 1954, Greg and Maia were married in Kyoto, Japan, where Greg was then serving as U.S. cultural attache. Greg and Maia lived in Seoul from 1958-1963, where Maria worked as a sculptor and also taught at Seoul National University and at Hong'ik College. She created a number of award-winning sculptures, including her well-known bronze series of 1960 representing the Stations of the Cross for ST. Benedict's Church in Hyehwa-dong, Seoul. Her work has been shown in New York City, Washington, D.C., and in the Greather Boston area. In Korea, the Herndersons assembled what is now  one of the West's premier collections of Korena ceramics. Thanks to Maia's generosity, the Harvard University Art Museums acquired the collection late  in 1991 and then feaured it in a special exhibition First Under Heaven:The Henderson Collection of Korean Ceramics(12 December 1992-28 March 1993). Masterworks from the collection have been featured in exhibitions of Korean ceramics at The Asia Society(New York), The Metropolitan Museum of Art(New York), and the Museum of Fine Arts(Boston), as well as the Harvard University Art Museums. In the years following Greg's deth in 1988, Maia endowed the Gregory and Maria C. Henderson Fund at the Harvard University Art Museums to support research on Korean art. Maia devotedly supported the arts and encouraged artistic activities in all forms at numerous museums, universities, and societies. Maia Henderson is survived by five nieces, all of whom live in Germany: Elizabeth von Magnus, Angelika von Magnus, Friederike von Magnus, Anna-Maria von Magunus and Heidemarie Soenenmann.」

Maia とかかれており、誤植の可能性があるがそのままにしてある。グレゴリーヘンダーソン教授は、朝鮮戦争で、最後の砦となった、プサンの米国領事館で勤務したことがある。結婚したのは、日本の京都でとの記録であるし、夫妻が収集した朝鮮の焼き物は、西側世界では一級のもので、ハーバード大学に寄託されたとのことである。子供はいなかったようで、ご遺族は、ドイツにお住まいのようである。フォンマグヌスという旧姓である。

ボストンの新聞の報道もあったので、参考まで。http://www.boston.com/bostonglobe/obituaries/articles/2008/01/28/maia_henderson_sculptor_gave_korean_collection_to_museum/

ネットにこんな記事もあった。これまた、ご参考まで。http://www.froginawell.net/korea/2008/06/gregory-henderson-reporting-on-a-massacre/

いずれにしても、ヘンダーソン先生の韓国の文化に寄せた愛情と学識の深さを忘れることは出来ない。

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