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Cats or Dogs? 3

閑話休題の話であるから、日本語で言うと、犬猫と言うから、犬を優先しているようにも見えるが、英語では、Cats or Dogsで、アルファベットの順番が、猫が前に来る。マレー語ではクチンというのが、猫で、クチンと言う都市があるほどで、クアラルンプールの博物館には猫の彫り物を売っていたほどであるから、イスラム文化圏でも尊重されており、つまりは平和な動物のようである。犬も全世界で、ペットになっているが、暑いところではなかなかで、ぐったりとしているような感じもする。先祖はオオカミであるから、山の中や、寒いところに生息していたからかも知れない。

ところで、いつから、人間と生活を共にするようになったかをDNA鑑定をしたという。犬の場合は少なくとも5万年前に、オオカミから分かれたとする考えが通説となっている。考古学的には、3万一千年前の犬の化石が発掘されているので、DNA鑑定では、13万五千年前という数字もあるから、少なくとも五万年と考えるのが、案配が良いとの説である。この説が、アメリカのカリフォルニア大学の先生が、十年前の1997年に発表した仮説であるが、最近になって、なんと、スウェーデンの学者が新説を発表して、一万6千年前ではないか、しかも愛玩用の動物としてではなく、食用の動物として交われたのではないかとの説を発表して反響を呼んでいる。

猫の場合は、エジプトの王朝の発掘物のなかにも、猫関連のグッズが沢山混じっているので、紀元前3先年前から、人間生活の中に入り込んでいることはハッキリしている。農業が、始まったメソポタミアで、ネズミの害から守るために猫が飼い猫となった、山猫よさようならとなったのではないかとの研究がある。2007年には、山猫と比較してDNA鑑定が行われている。また、キプロスの、古代の墓で人吟と共に埋葬された猫との骨が発見されており、その古代の墓は、9500年前のものであるから、猫と人間の歴史は、9500年前からの歴史を辿ることが出来る。

いずれにしても、猫の方が、犬に比べると圧倒的に新参者のようである。スウェーデンの学者が、犬の食用説を新説として打ち出しているが、そんな可能性は西洋人でなければ誰でも推測するようなところが、おかしい。ハワイでは、今では豚肉のまる焼が昔からの伝統的な食べ物のように宣伝されているが、実は、犬のまる焼が広く食べられていたことも知られている。

さてさて、採点は難しいが、歴史の長短はあるが、愛玩動物かどうかの観点からは一長一短であるので、引き分けである。

(つづく)

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