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China Today

長い名前の本である。増長し、無限に乱れる「欲望大国」中国のいま、と題して、石平氏と宮崎正弘先生とが、対談する。昨年の九月の、軍事パレード直前の北京と、上海を旅しながら、二人で、現代の中国の実態について解説していく。石平氏のホームページがあったので、ご参考まで、http://www.seki-hei.com/

http://archive.mag2.com/0000267856/index.html

さて、その本の中身を、目次から紹介しておくことにする。

第1章 中国経済はその場しのぎの火の車

そして、誰もいなくなった、中国経済はネズミ講、GDPはインチキだ、物件をかって翌日転売、半円官で7.4兆元という前代未聞の放漫融資、人民元は大暴落する、いまやアメリカと中国とは運命共同体、にっちもさっちもいかない通貨政策、投機が大好きな中国人、二極化する国内産業、いまやメイド・イン・アンゴラ、生産過剰の鉄が一億トン、「アフリカは中国大陸か?」、米中でG2を作る時代、延命措置を講じているだけの中国経済、トラックいっぱいのお札でコッペパンひとつ、悪性のスパイラルがはじまる?

第2章 民主化運動は遠き日の夢

文革時代のセンチメンタルジャーニー、毛沢東時代を懐かしむ貧しき人々、天安門事件と08憲章、民主主義を忘れた知識人たち、典型的な中国知識人の三つのタイプ、不満をすり替えるには、台湾を攻める、インターネットの力に共産党が負けた、政権がコントロールできない空間の誕生、日本の財界は甘すぎる

第3章 「堕落国家」のあくなき欲望

地下鉄でもバスでも、誰も席を譲ってくれない、玉座に座る毛沢東と周恩来、解釈権は胡錦濤にある、中国の全国民が堕落している、共産主義も一神教、民主化運動発祥の地・北京大学図書館前庭、わが初恋の湖、学長までが他人の論文を盗む、金持ちは女子大生の愛人をもつ、無限に乱れる中国人、就職証明書がなければ、卒業証書をもらえない、ここには優秀な中国人、だが、ヤミ金融に頼る中小企業、宗廟信仰は完全に消滅した、

第4章 ポスト胡錦涛、血みどろの闘い

軍事委員会副主席になれなかった習近平、ポスト胡錦濤をめぐって大戦争がはじまる、豪腕!薄熙来、習近平と李克強とは口もきかない、胡錦濤と温家宝の身内のスキャンダル、いまなお皇帝行程気取りの江沢民、民族の基軸になるようなものが存在しない、古代と現代しかない中国、

第5章 日本人よ!隣りは戦争賛美の国だ

中国人民革命は買弁グループ同士の戦い、悪魔と手を結んだ孫文、1949年、匪賊が天下取りに成功した、自慢話は、十倍、百倍、戦争ところ試合を奨励する展示館、敵を分散せず、日本一国にしぼる、日本だけには負けたくない、という気持ち、戦争を賛美する国が隣に存在する、

第6章 上海にバベルの塔を見た!

無用の長物だった万里の長城、ブタ小屋の材料に使われた長城のレンガ、いちばん立派なのは共産党の建物、モダンな都市と旧態依然の政治体制と、アメリカよりも進んだコマーシャル産業、政治を無視しても生活が成り立つ、万里の長城の崩壊をみることができるかもしれない、

石平氏が、後書きを書いているが、「中国の民主化は依然として実現しておらず、私たちが痛恨した共産党の独裁政権は依然としてその猛威を振るっている。」と書き、「中国共産党がそのまま強大化していけば、わが日本国の安全保障が根底から脅かされるのではないかという憂慮は、中国問題を考える際の一つの出発点となっているのである」と書いている。

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