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Okinawa

沖縄に海中道路と言うのがある。今は、与勝半島から、平安座島を結んでつくられた約5キロの道路である。平安座島の先の宮城島、伊計島にも道路が繋がり、また浜比嘉島には後に大きな橋が架けられ、壮大な建設工事が断続的に行われたことが分かる。海中道路と言っても、浅瀬の珊瑚礁の海を埋め立てたもので、東洋一の規模とも言われている。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E4%B8%AD%E9%81%93%E8%B7%AF 平安座島には、精油所があるように、元々は、沖縄を米国が占領していた時代に、米国の石油会社が建設したものである。

普天間基地の移設先に、すでにある米軍のホワイトビーチから、津堅島を埋め立てるとの案が提案されている由であるが、その海中道路の先例があり、大規模な土木工事が発生したことから、一攫千金の思い出を持つ土建工事の関係者との関連性がある可能性が高い。暗に政府関係者に、埋め立て案を持ち込んだ関係者の名前も、沖縄では周知の事実である。太平洋軍の司令官などにも会ったのではないかとの説もあるくらいであるから、後述する海兵隊の幹部となったもと大学教授の構想などとも連動しているのかもしれない。

今はホワイトビーチなどと呼ばれているが、中城湾とも呼ばれる美しい海であり、マグロの産卵場ではないかとの説もあるほどである。沖縄出身の海軍軍人である、漢那憲和が艦長を務た、お召し艦香取が寄港している。

沖縄タイムスの3月27日の随筆コラムは、海中道路ならぬ、新たな埋め立て案を戯言として批判する記事を掲出している。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/20100327_5000/

以下、引用。

「鈍感力」という言葉がもてはやされてから数年、この国の政治家たちはいよいよその力を備えたようだ。米軍普天間飛行場の移設先で政府の戯言にはうんざりする

 ▼最終的に勝連半島沖を埋め立て、2本の滑走路を有する巨大な施設をつくるという。並行してキャンプ・シュワブに暫定的なヘリポートも設置する

 ▼そもそも勝連半島沖移設案は、現在海兵隊の要職にいる米国出身の元学者が以前から提唱してきた。基地を都市部から遠ざけ、県民負担を軽減するというのが表向き

 ▼本当の狙いは代替施設建設を契機に在沖海兵隊の機能を向上させることだった。大型艦船寄港が可能な軍港、戦闘や訓練の下支えとなる兵站機能を持つ補給地区まで一体化すれば、運用効率が上がる。浮上した案はその構想を地でいく

 ▼豊かな海を失い、生活に支障が出る。地元の反発は当然だ。この案が結論になるなら、政府は県民の声に誠実なふりをしつつ、その実米側の意向に敏感だったことになる。県外への訓練分散も米軍が「運用上」をたてにすれば日本側が関与できない

 ▼新ヘリポート。使い勝手の良い陸海空一体の施設。費用はすべて日本が出し、既得権で「海兵隊撤退論」は封印される。日本の騒ぎに建前上は部外者だった米軍にはなんとも「おいしい」結末になる。(石川達也)」という署名入りの大弦小弦のコラムである。l

政府は「(沖縄)県民の声に誠実なふりをしつつ、その実米側の意向に敏感だったことになる。県外への訓練分散も米軍が「運用上をたてにすれば日本側が関与できない」、とある。図星である。

激変する国際情勢の下で、冷厳に自立・自尊の日本をどう防衛していくかを、まず考えずに、外国軍隊の強化に実は狂奔していたというのでは話にならない。費用は全て日本が出し、既得権で海兵隊撤退論は封印され、棚からぼた餅の外国軍隊のおいしい話の結末になりかねない。まさか、米国政府は、沖縄や南西諸島のハワイ、あるいは、グアム化を狙っているなどとは想像もしたくはないが。それにしても、利権がらみの臭いのする鈍感な政治である。

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