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Tokunoshima

何か恐ろしい話が載っている。世の中がカネでどうにでもなると思っているらしい、寂しいい話でもある。また、仕掛けが透けて見える稚拙さである。属国になるとは、こんなことかも知れないと考え込んでしまう。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100520ddm001010036000c.html

平野官房長官が、16日に鹿児島市で、徳之島の基地移設賛成派と会合したときに、徳之島の三地方公共団体の借金の棒引きなどを提案したという。「移設と振興策は別だが、何項目は全てのむ」と言い切ったという。7項目は(1)徳之島3町合計で約250億円の借金(公債)棒引き(2)航路・航空運賃を沖縄並みに抑制(3)燃料価格を沖縄・本土並みに引き下げ(4)沖縄県が対象の黒糖製造工場への交付金を鹿児島県にも適用(5)医療・福祉・経済特区の新設(健康保険税の免除)(6)奄美群島振興開発特別措置法の所管省庁を国土交通省から内閣府へ移す(7)看護学校、専門学校の設置だった。

 平野氏は会談で、奄美群島向けの10年度政府予算(奄美群島振興開発事業予算)が前年度比29%の大幅減となったことを謝罪しているが、算編成で意図的に削ったのではないか疑念が残る。医療福祉の特区の親切で、健康保険税の免除とか、看護学校の話が出ているが、徳之島出身の医療法人の理事長に、鳩山総理がわざわざ会いに行ったことがあったが、その背景を推測させるものである。平野長官は会談内容について出席者に固く口止めし、住民側は記者団に平野氏から振興策の話はなかったと口をそろえたという。

航路航空運賃、燃料価格が、沖縄より高くなっている点は、奄美全体が、沖縄と鹿児島本土の狭間になっており、基地問題を抜きにして是正されるべき問題である。国土交通省の単純な怠慢である。航空路線を鹿児島からではなく、那覇をハブにして弾き直せばいいだけの話である。燃料価格も、沖縄の石油会社の営業を認めればいい話であるが、薩摩藩の支配以来の鹿児島本土の会社の利権が残っているのを排除すればよい。業者の縄張りがあるのだろうか。黒糖製造工場への交付金は疑問である。沖縄で本当に必要な交付金なのか議論のあるところだ。数ヶ月しか操業しない工場に交付金を出せば、遊んで暮らすことになりはしないか。それこそ、サトウキビのモノカルチャーの植民地になりはしないだろうか。

しかし、こうした話が、事実であれば、品格のない政治であって、安全保障の問題でもなく国を守る話でもない。品格のない政治家が官職に就くのは非常にまずいことである。

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コメント

平野官房長官の動きはあまりにも政権交代の国民の期待を逆なでするものが多すぎる。
マスコミのテロルなのか平野官房長官の本心なのか、公開の場所で平野官房長官自身の意見を聞くべきだ。できうれば自ら辞職して貰いたいのだが、あまりにも政権交代後の官房長官の仕事はしていない、と思う。前原、岡田、枝野、渡辺、彼らにとって、政権交代は何何だろう。内閣改造が求められる。

投稿: 宮本 | 2010年5月20日 12時13分

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